腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

437. たこカルパッチョ&たこ焼き@多幸屋(大阪・福島):タコづくしを味わえる居酒屋!

久し振りの出張編。

約1年ぶりの大阪である。

 

今回は、梅田駅から一駅だけ西側の福島駅が拠点。

前回は目的が甲子園だったが、今回は学会出張。

勉強するために行ったのだが、本ブログのメインテーマは「食べ物」なので、

今回の滞在2泊3日のうちの5食を紹介していきたいと思う。

 

初日は定時まで業務してから大阪に向かい、夜9時過ぎに新大阪に到着。

ホテルのある福島駅に向かった。

空いてる店が少なかったのだが、

とりあえず大阪に来たからには粉物ということで、

たこやきを食べながら少し飲めて、なおかつ評判が良さそうな店を探した結果、

たどり着いたのが、今回紹介する「多幸屋」さん。

なお、2号店がすぐ近くにあるので、予約時には間違えないように注意。

 

店に入るとすごい活気。

持ち帰りもやっていて、外には列ができていた。

 

とりあえず、お酒を頼んでからメニューを見てみると、

メニューの端から端まで蛸、蛸、蛸。

調理方法も様々で、

お造り、沖漬け、ゴマ油和え、炙りポン酢、天ぷら、唐揚げ、チヂミ、ポテサラ、グラタン…etc.

ここまで蛸尽くしの店は他に知らない。

 

どれを頼もうか迷っていたら、飲み物とお通しのカルパッチョが運ばれてきた。

 

タコのカルパッチョ

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ホントに蛸なんだろうか?と思うほどの柔らかさ。

サックリ歯が入っていって、すぐ嚙み切れる。

きっと相当新鮮なのだろうなと食べていて思った。

 

カルパッチョがこれだけ美味しかったので、

お造り系で攻めようかとも思ったのだが、

ここに来た本来の目的を達成するため、たこ焼きを注文することに。

 

たこ焼きは、10種類近くのさまざまなソースの中から選ぶことができる。

ソースマヨ、しょうゆ、塩、塩ゴマ油、ポン酢、明太子マヨネーズ、辛口ドロソース、ガーリック…etc.

また、別料金をプラスする事で、

ネギぶっかけ、チーズ、あんかけ

などのトッピングメニューもあった。

1人前は5個だったので、今回は2種類を選ぶことにした。

 

たこ焼きソースマヨ

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たこ焼き塩ごま油 ネギぶっかけ

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いずれも店員さんのオススメ。

中の蛸が非常に大ぶりで、弾力性がものすごく、

某有名チェーン店のたこ焼きとはひと味違った。

衣は柔らかめだったので、注意しないと破けてしまうことに注意。

ソースマヨは、まあよく知る味ではあったが無難に美味しく頂けた。

斬新だったのは、塩ごま油+ネギ

この組み合わせ自体が非常に優秀なのもそうだが、

衣の味付けがわりとさっぱりなので、ごま油のやや濃いめの味が好相性。

これを選んだのは大正解だった。

 

他の選択肢の中では、ドロソース(※)も迷ったのだが、

「辛口」ということもあって断念した。次はぜひ挑戦してみたい。

どろソースとは、ウスターソースを作る際に溜まる沈殿物のこと。ウスターソースの原料に使われている野菜や果物などの成分が豊富に含まれており、栄養価も高いが香辛料も凝縮されているので非常に辛いらしい。

 

本当はこのまま蛸尽くしを堪能しても良かったのだが、

もう一軒どうしても行きたい店があったので、ここで切り上げて2軒目へ。

 

なお、店を出たところにこんなものが。

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なんと、さっき食べていた蛸は、ここでさっきまで生きていた蛸だったのである。

そりゃ捌く直前まで生きていたわけだから、

カルパッチョがあんなに柔らかかったのも当然である。

 

ということで、

多種多様な蛸料理を楽しめる居酒屋であった。

蛸が好きな人はぜひ蛸づくしフルコースをおススメする。

今回の自分たちのように、たこ焼きだけサクッと食べたい人にもおススメである。

 

次回、大阪出張編②に続く。