腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

429. ジェイズ丼@ジェイズカレー(北千住):カレー、ローストビーフ、ポテトクリームの絶妙な組み合わせ!

北千住にあるカレー屋。

禁忌への挑戦シリーズの第6弾(くらい)である。

 

以前、数回にわたり紹介した「麵屋 音(※)」に並んでいた際に、

その列の最後尾の位置に存在するお店が、この「ジェイズカレー」。

前から気になってはいたのだが、「カレー」ということで、お腹への影響が怖くてなかなか行く気になれなかった。

しかし、時が過ぎ、人体実験を重ねた結果、カレーについても場合によっては大丈夫ということがわかり、挑戦してみたい気持ちが湧き上がってきた。

基本的にカレーに挑戦できる条件は以下の3つ。

・辛すぎない事

・おなかの調子が良いこと

・翌日に仕事がないこと

辛さについては未知数だったが、残り2つの条件を満たし、かつ北千住に寄るというチャンスが先日あったので、満を持して行ってみることにした。

 

ジェイズ丼 950円

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写真を見ただけでは、何が何だかわからないので解説していく。

まず、外側にカレーのルー。

中央にはライスが山のように盛り付けられており、そのライスの山がローストビーフで覆われている。

ライスの頂上には半熟玉子が乗せられていて、その山頂からポテトクリームソースがたっぷりとかけられて、完成。

これがジェイズ丼である。

 

ちなみに「ジェイズ」とは「J's」であり、「日本のカレー」を意味しているらしい。

そして、このジェイズ丼の全体のモチーフは富士山。

たしかに頂上が白い雪景色という点で、いわれてみれば富士山である。

 

まずは頂上から攻める。

半熟玉子を箸で一刺し、半熟卵を頂上から各方面のふもとへと供給する。

ふもとで卵とカレーを合流させ、「卵」「カレー」「ポテトクリームソース」「ローストビーフ」のすべての要素を混ぜ合わせたところで、贅沢なひとくちを頂く。

 

美味い。

最初は卵とポテトクリームが強くて甘めなのだが、続いてローストビーフの肉の旨味がやってきて、そして最後にカレーの辛み。

色んな味が次々やってきて、それらが混ざり合って何とも言えない極上のハーモニーを奏でている。

 

なお、カレーは欧風スタイルのカレーで、辛さレベルは低め。

おそらくココイチの標準よりも甘く、お腹にも優しそう。

お店の説明を読むと、「W焙煎カレー」とだけ書いてある。

何を焙煎したのかが知りたかったのだが、そこまでは書いていなかった。

 

ポテトクリームソースは、しっかりとうらごしされていてまろやか。

ローストビーフの付け合わせにマッシュポテトがよくつくことを考えたらそりゃ合うに決まっている。

カレーとの相性も良く、こちらもカレーにジャガイモが良く入っていることを考え合わせると、納得の組み合わせ。

 

ローストビーフは赤身肉の旨味がしっかりと感じられ、非常に美味しかった。

贅沢を言えば、厚みを増すか、枚数を増やしてほしかった気もするが、まあ1000円を切っていることを考えると妥当なところだと思う。

 

このローストビーフはかなり美味しかったので、後日、ローストビーフだけを思う存分食べてみたいという思いから以下のメニューを注文してみた。

 

てんこ盛り ローストビーフ丼 1280円

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圧巻の高さ。

これが巷で噂のインスタ映えってやつなのだろうか。

こちらの方こそ「富士山」にふさわしい気がするが、富士山よりもだいぶ急勾配であり、「タワー」と形容すべきかもしれない。

カレーが無くなると寂しいかなという予想もあったが、ローストビーフとポテトクリームソースだけでも十分に美味しい。

この日はとにかく赤身肉を食べたい気分だったので、まさに気分通りの一杯であった。

一見すると値段が高いかなとも思ったが、これだけ大量のローストビーフを頂けたので、大満足である。

 

他のメニューとしては、

・日替わりカレー (カレー特化)

・ステーキプレート (肉特化)

・ジェイズ丼 姫 (女性向けアレンジ)

・ジェイズ丼 武士 (男性向けアレンジ)

など、様々なものがあったので、おなかの調子が良いときにぜひ挑戦してみたい。

 

※このジェイズカレー前まで行列をつくるラーメン屋「麺屋 音」の記事

kenshinkk.hatenablog.com