腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

414. 牡蠣づくし御膳@かなわ(広島駅):待望の牡蠣づくし!50時間我慢した甲斐があった!

広島出張最終日。

業務が15時頃に終わってしまったのだが、飛行機まで5時間もある為、同行した先輩とご飯に行くことに。

 

出張前に「生牡蠣だけはやめておけ」と上司に言われていたことから、初日から生牡蠣を我慢し続けること約50時間。

ようやく仕事も終わり、あとは帰るだけとなったので、念願の生牡蠣解禁である。

 

JR広島駅の周辺でリーズナブルで牡蠣を食べられるお店を探していたのだが、意外と普通の居酒屋っぽいところが多い。

居酒屋タイプよりは牡蠣専門のお店に行った方が良いのではないか?ということで、駅ビルに入っていたこちらの「かなわ」さんを選択。

 

様々な牡蠣の単品メニューはあったのだが、3日間の疲れを労う意味でも、豪華絢爛な「牡蠣づくし御膳」を選択した。

 

牡蠣づくし御膳 3240円

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ラインナップは、

・生牡蠣

・牡蠣フライ

・牡蠣めし

・牡蠣しゃぶ

・焼き牡蠣

合計10個の牡蠣が入っていた。

 

牡蠣が小ぶりだっただけに、3000円ならもう5個くらい入れてくれても…と思ったが、味は良かったので概ね満足であった。

 

中でも美味しかったのは、以下のふたつ。

 

焼き牡蠣

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牡蠣しゃぶ

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いずれも生食ができる新鮮な牡蠣を使っていたということで、やや半生で食すことに。

牡蠣といえば、生で食べるか完全に火を通すかの2択だったので、肉で言うところのミディアムレアとして食べるのは初めてだった。

クリーミーさは少ないものの、普通の牡蠣と比べて少し甘みが強いように感じた。

 

瀬戸内の無人島:大黒神島で育った牡蠣とのことで、安定した気候に由来する上質なプランクトンだけを栄養にして育ったらしい。(店側の説明のまま)

雑味無しということなのだろうけど、正直そこまでは感じ取ることができず…。

 

とりあえず、様々なジャンルの牡蠣料理をまんべんなく味わうことができたという意味では、満足であった。

 

食べ終わったのは17時半。

会社ではちょうど業務が終わったところ。

部の皆さんが仕事しているにもかかわらず、仕事もせずに夕食を楽しんでしまった罪悪感がこみ上げてくる。

 

空港行きのバスまで、残された時間は2時間。

部へのお土産は自分に一任されていたので、重いキャスターバッグを引きながら土産選びを開始した。

しかしながら、これが難問であった。

 

広島土産の定番といえば「もみじ饅頭」なのだが、1つ100円、部に40人いるので、全員分買うと4000円。

これは高い。

それに普通のもみじ饅頭はきっと食べ飽きているに違いない。

何か別のもので代替できないだろうか?

 

こうして広島土産選定作業が幕を開けたのだった。

選定基準は以下の通り。

・個包装になっていること

・40個以上で2000円以内

・広島ならでは感があること

我ながら高い基準を設けたものである。

 

全然無い。

 

もみじ饅頭以外の広島土産といえば、

・牡蠣

・レモン(因島)

バウムクーヘン

・つけ麺関連

あたりなのだが、12個で1000円のものが非常に多い。

それに12個入り4パックでは、かさも大きくなってしまう。

20個入りのものはクランチチョコや普通のクッキーなど、広島感が無いものばかり。

 

どうしようか悩んでいる時に目に入ったのは、20個入りの因島レモンクッキー。

これならいける!

そう思った次の瞬間、横にいた新入社員風の女性に先に2箱取られてしまった。

残されたのは1箱。

ギリギリ間に合わず。

 

その後も探すが良いものが見つからず、キャリーバッグを引きずり回すこと早1時間弱。

諦めて12個入り4箱かなぁと思っていたところ、起死回生の一品を見つける。

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24個入りの「焼き牡蠣せんべい」×2パック。

税抜き1000円なので、予算はわずかに160円オーバーしたが、それ以外の条件は全てクリアしており、なにより美味しそう。

 

ということで、激動の土産選びも無事完了。

 

キャリーバッグを引きずり回しながら店内を歩き回ったせいで、もうヘトヘトであった。

残された時間はあと1時間。

まだやるべきことが残っていた。

そう「広島つけ麺」である。

最後の力を振り絞り、つけ麺屋へと向かうのであった。

(次回に続く)