腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

411. 宮島観光+あなごめし&カキフライ@もみじの木(宮島口):やはり地元メシは美味い!

3月中旬のとある日、普通に退社しようと準備していたら、

突然、2日後からの広島出張を言い渡された。

 

本来行くはずだった先輩の急用による代打だが、あまりに急。

広島に行くのは初めてだったのだが、準備日数はたった1日。

その1日も仕事の準備で手一杯だったため、食べ物屋に関する下調べはほぼゼロで、広島行きの飛行機へと乗り込むこととなった。

 

そんな準備不足の出張であったが、食べてきたものと、訪れることのできた一部の観光スポットに関して、今回から数回にわたり紹介していきたいと思う。

 

初日のこの日は、朝早い飛行機で広島に向かい、

午後からの夕方まで業務した後に解散となった。

 

まだ17時代だったことと、たまたまこの日に宿泊予定のホテルが宮島に近かったため、

せっかくならということで、宮島に行ってみることに。

 

すると、ホテルにて、スマホをレンタルできるという素晴らしいサービスがあり、

そのスマホにプリセットされている観光情報をもとに、宮島を目指す。

 

宮島には電車とフェリーを乗り継いで向かう。

18時に近かったので、「もう間に合わないかも?」と思ったが、

調べてみると最終便は意外と0時ごろまであり、首都圏の終電と同等レベル。

また、日中は15分に1本ペースで運行しており、乗っている時間も10分程度なので、利用する側としてはかなり気楽。

 

ただ、乗ってみて驚いたのは、寒さである。

厳島神社の大鳥居を見たかったがために、展望デッキに出ていたのだが、3月中旬はまだ寒い寒い。

冬場は客室から眺めることをお勧めする。

 

↓フェリーからの大鳥居

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宮島に着くと、出迎えてくれたのは、野生の鹿たち。

街の中を平然と歩いている鹿もいれば、

環境客にむしろすり寄っていく鹿もいた。

とにかく人間に慣れすぎ。

この日は穏やかな晴れだったこともあってか、鹿たちは非常におとなしかったのだが、

時期によっては狂暴になることもあるそうなので、ラッキーだったのかもしれない。

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さて、そんな鹿たちに囲まれながら、歩いていくと、

約10分程度で厳島神社に到着する。 

なお、厳島神社の開門時間は17時ごろまでであり、今回は余裕で間に合わなかった。

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完全に引き潮であり、鳥居の下まで歩いて行くことができた。

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↓夜になるとライトアップされてこんな感じ。
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この時間になると、残念ながらお店等はほとんど閉まっており、

名物の揚げもみじ饅頭も売り切れて食べることができなかった。

 

行こうと思っていた食堂も、ギリギリ入ることができずじまい。

食に関しては悔いは残る結果となったが、

ひとまず日本三景の1つをみることができたのは良かった。

 

再びフェリーに乗って、 

宮島口まで戻ると、8時を回っており、もう真っ暗。

食事処もほとんど閉まっているが、ぽつりぽつりと営業しているお店がある。

 

いくつかのまだ開いているお店の中から今回選んだのは「もみじの木」さん。

あなごめしと牡蠣料理がおススメということで、

その両者が食べられるセットメニューを注文した。

 

瀬戸内御膳(あなごめし&カキフライ)

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あなごめしは瀬戸内の郷土料理。

うなぎの代わりにあなごということなのだと思う。

うなぎに比べると、かなりサッパリしていて、どんどん箸が進む。

うなぎ同様、山椒がよく合うが、無くても十分なほどのサッパリ感。

うな丼は一品で完結という感じであるが、今回のように他のおかずもある場合は、

あなごめしの方が良いかもしれない。

 

カキフライは、まあそこまで特徴があるわけではなかったが、普通に美味しい。

普段は食べないので、久しぶりに美味しかった。

小ぶりだがしっかりジューシーだったのは印象的。 

 

↓流石の地元愛。

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ということで、

出張初日は日本三景のひとつを見れて、

なおかつ地の物を食べることができて大満足…

のはずだった。

 

電車に揺られホテルまで戻る途中、

どこか物足りなさを感じている自分に気付いてしまった。

まだ21時。

麺に呼ばれている気がした。

 

次回に続く。