前回記事の「恭恭(きょんきょん)」に行った後、2次会で行った新橋のラーメン屋。
新橋の飲み会後の〆のラーメンといえば、まずここの名が挙がるだろう。
というくらいの有名店である。
最大の特徴は、その営業時間。
平日は、なんとAM3:00まで、金曜に至ってはAM4:30まで営業している。
しかも、年末年始を除いて、ほぼ年中無休。
働き方改革を推し進めている昨今では、非常に貴重なラーメン屋である。
それでいて、味のクオリティも高く、値段もリーズナブルとくれば、ここを選ばない理由がない。
そんなこともあり、長らく新橋のサラリーマンの強い味方となっているらしく、食べログでの高評価(3/20現在、☆3.58)もそれを物語っている。
さて、メニューはというと、メインは2つ。
・らぁめん
・ざるらぁめん
このいずれかに、チャーシューを増したり、卵を増したり…というオーソドックスなパターン。
1つ意外なのは「納豆」があったことくらいだろうか。
正直全く想像がつかない笑
今回は、初回でかつ2次会ということもあり、普通のらぁめんを注文。
なお、ここのお店では「ラーメン」ではなく「らぁめん」である。
らぁめん 690円
まずは麺。やや太めの手もみ麺で、モチモチ感が強い。
見た目からの予想よりかために感じたが、このくらい歯ごたえがあった方が個人的には好き。
程よく縮れているので、スープの絡みも良い。
次にスープ。
第一印象としては、典型的「昔ながらの中華そば」感のあるスープ。
あっさりながらも、鶏ガラ出汁と思われるしっかりしたコクがあり、安っぽくはない。
ややマイルドな醤油ダレの味が適度に加わり、極めてシンプルながらとても美味しい。
表面に浮いている油の量は非常に少なく、おなかにもやさしそうなラーメンであった。
そしてトッピング。
主役のチャーチューが絶品。
1センチ厚のものが2枚どーんと乗っている。
この価格帯のラーメンの標準トッピングにしては分厚くて嬉しい。
赤身の食感をしっかり残しているにも関わらず、肉質は非常に柔らかくてシットリ。
味付けはそんなに濃くないので、噛み締めたときに肉の旨味を味わうことができる。
脂身もそれなりについているが、余計な部分は落としているので、ギトギト感はない。
このクオリティならチャーシュー麺を頼んでも良かったかなーという感じ。
スープ自体にもよくなじんでいる。
その他、メンマ、海苔、小松菜などもスープを邪魔せず、美味しい。
ということで、
食べ終えた感想としては「飲みの後の〆としては最高」(実際に飲みの後だったので)
となってしまうが、普通に食事としても食べてみたいなと思わせるようなクオリティの高さであった。
次回は、お腹を空かせてチャーシューをがっつり食べたいものであるが、
またしても飲みの後に行くことになってしまいそうな予感が…。