銀座のマロニエゲートの近くにあるラーメン屋。
銀座エリアということで、酒飲む人向けなのかどうかはわからないが、
「しじみラーメン」なるものが目に留まったので、立ち寄ってみた。
メニューとしては、醤油ラーメンと塩ラーメンとしじみラーメンの3種類。
今回は目玉となっているしじみラーメンを注文。
しじみラーメン900円
ベースは鶏ベースの塩ラーメンなのだが、
しじみから出汁が出てくるので、徐々に味が変わってくる。
チャーシューは低温調理で綺麗なピンク色。
柔らかくて旨味も強いことに加え、サイズも申し分なく大きいので、少しずつ食べればかなり長いこと楽しむことができる。
麺は極細麺で、あっさりの塩味にはピッタリ。
時々香ってくる揚げネギの香ばしさが良いアクセントとなっている。
そしてメインの具であるしじみは全部で15個ほど。
味噌汁にはこんなに入っていることはめったにないのでありがたい。
たまたまその日は、夜に飲み会があったので、
これだけ肝臓に良いしじみをたくさん食べていれば大丈夫だろうと思っていたのだが、
それは大きな間違いであった。
結局、4人でワインを4本空けて、記憶を失うほどの泥酔をしてしまった。
何を間違えていたのか。
原因は「しじみ=肝臓に良い」という中途半端な理解にあった。
私が間違えていたのは以下の2点。
①酒を飲む前にしじみをいくら摂取しても酔いを防止する効果は期待できない。
→しじみの効果は「二日酔いからの回復」。
②摂取したしじみの量が少なすぎる。
→回復効果を得るには、しじみが1000~2000個ほど必要。
しじみが肝臓に良いと言われている理由は「オルニチン」という成分を大量に含んでいることに由来する。