以前紹介したのは電気街方面にある「巌虎(※)」だったが、
今回は、昭和通り方面にある「武仁」。
どういう暖簾分けの方法を取っているのかはよくわからないが、「武」という感じが入っていたり、宮本武蔵に関連する漢字を使っていることが多い。
ここは病気になる前に何度か食べたことがあったのだが、角煮がメインということで脂量も多いということから、しばらく行っていなかった。
今回は、朝昼としっかり脂ゼロの食事を続けて、夜に訪問した。
そして、数年前には無かったメニュー「濃厚つけ麺」を注文。
濃厚武仁つけ麺 1180円
まず目が行くのは麺の上の巨大な角煮。
この店はこれがメインである。
このためだけに食べに行くと言っても過言ではない。
箸で簡単に切れる柔らかさで、余計な脂は程よく落ちていて全然しつこくない。
角煮なのでもちろん脂の塊の部分もあるのだが、不思議としつこい脂っこさは全くなく、非常に食べやすい。
この余分な脂のカットは、どこぞの〇郎さんも見習ってほしいものである。
また、かかっているタレは甘辛かつ胡椒が効いてて少しピリッとするのが特徴。
後述の通り、スープが甘めなのでちょうど良い。
麺は武蔵グループ共通と思われる中太麺。
表面に凹凸があり、スープが絡みやすくなっている。
つけダレは、甘めの濃厚豚骨魚介。
魚介成分はやや少なめという印象。
後入れできるはちみつレモン酢が甘いスープとの相性が抜群。後半かけまくってしまった。
ちなみにスープの中にも刻みチャーシューとメンマが入っており、肉の量的には十分すぎるほどある。
とにかく角煮のボリュームがすごいので、角煮をちょっとずつ崩しながら、麺と一緒に食べて行くのが王道。
最後まで肉と一緒に麺を楽しむことができる。
最後のスープ割りはおそらくカツオ出汁。
甘さが旨味に変わってちょうど良い感じ。
はちみつレモン酢は、ここで投入しても良いかもしれない。
ということで、約1200円と若干値段は張るものの、
「とにかくうまい角煮を食べたい」という人には是非オススメの店である。
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