2017年も最終日となった。
2017年は食べ物関連の記事が最も多く、136件であった。
今回はその中から厳選して、
特に印象に残ったものをランキング形式で振り返ってみたいと思う。
なお、あくまで2017年に食べた中で個人的に印象に残った10品である。
10位:
激安定食屋の新メニューが滑り込み10位でランクイン。
ここの定食屋には1年間本当にお世話になった。
とにかくコスパの良さがウリの店なのだが、
このマグロハラスに関してはずば抜けていた。
ぜひともこのままレギュラーメニューに定着してほしい一品。
150円でプレミアムモルツも付けられるので、
ビール好きの方にはぜひおすすめの定食屋である。
来年もお世話になります。
9位:
つけ麺というジャンルで競ったとしも、
ここの「濃厚黒つけめん」はかなり上位に入るのだが、
とにかく素晴らしかったのが、この「ローストポーク」である。
分厚さといい、肉質といい、大変すばらしい。
豚肉好きの人にはぜひ挑戦して頂きたい一杯(というか一片)。
8位:
地元の老舗ステーキ店のヒレステーキがランクイン。
肉系はいろいろあって迷ったのだが、
最近は量より質を重視したいと価値観が変わってきたこともあり、
肉質が良いここの店が上位に食い込んだ。
個人的には焼肉よりもステーキの方が好きであり、
肉系の中では最上位である。
シャトーブリアン最高。
7位:
サイフォンとエスプーマが衝撃的だった一杯。
ラーメンとしてはかなりシンプルな部類に入るのだが、
とにかく出汁の美味しさがずば抜けている。
最後の一滴が惜しいくらいのスープ。
正直、ここで出さざるを得ないのは心外である。
かつお出汁や煮干し出汁が好きな人にはぜひ食べてもらいたいところ。
6位:
イタリアン系では唯一のトップ10入りとなったこちらのピザ。
普通のマルゲリータと同じような具なのだが、
ちょっとアレンジするだけでここまで変わるのかという衝撃度は、
正直言って群を抜いていた。
宅配ピザはしばらく良いかなーと思わせられる一品。
別記事で紹介した「メランザーネサルシッチャ」をはじめ、
その他のピザやパスタや肉料理もどれも美味しいので、
まだ食べていないメニューにどんどん挑戦していきたい。
ただし、ここの店は全体的にやや値段が張るのがネックなので、
その分、稼がなければ…。
5位:
つけ麺系では最上位にランクインしたこちらの一杯。
オーソドックスな豚骨魚介系なのだが、
何より総合力が素晴らしかった。
麺、スープ、具、どれをとっても文句のつけようがない。
スープや麺の温度管理をはじめ、
どれもが最高の状態で提供されているという印象。
長時間の行列に並んででも「もう一度食べに行きたい」と思わせられた。
また、お店側の気づかいや心配りといった点も素晴らしく、
流行語大賞にもなった「忖度」が際立った一杯だったと思う。
4位:
トリュフや貝出汁が衝撃的な美味しさだったこの一杯。
ややアクセスが悪いのと、ほぼ確実に行列に並ぶことになるのが難点だが、
それを抜きにして、食べに来たくなるほどの魅力がある。
まだ醤油味しか食べたことがないのだが、
つけ麺や塩味なども非常に楽しみである。
3位:
鰤という魚の価値が変わった一杯。
それだけ衝撃的であった。
期間限定の一杯であったため、
もう一度食べたいと思っても、
全く同じものを食べることができないのが非常に残念。
来年も10月あたりの鰤が旬の時に行けば、
また新しい鰤を使った一杯が出ていると思うので、
それを楽しみに待ちたい。
2位:
2017年の締めラーメンとして選んだ一杯。
オーソドックスな「ラーメン」というジャンルの中では、
ずば抜けた完成度である。
派手さは全くないのだが、
毎日食べても絶対に飽きないと断言できる美味しさ。
麺といい、スープといい、サイドメニューといい、
細部までこだわって、丁寧に作られたものは、やはり美味しい。
来年は足繁く通ってしまいそうである。
1位:
記念すべき(?)初年度の第1位。
鯛の濃厚スープによる「最初の一口目の感動」が今年一番であった。
スモークされたチャーチューや、
生姜、柚子などの薬味の一つ一つに至るまでどれもが美味しく、
また、スープや麺と相性抜群であり、
夢中になって食べてしまい、気づいたら無くなっていた。
また、締めの雑炊も最高であり、
1食としての総合得点で最も高かったと判断して、この順位となった。
総評
ひとまずは、今年一年間、体調を大きく崩すことなく、
好きなものを食べ続けられたことに感謝したい。
ただ、今年は、トップ10のうち7件が麺類ということで、
メニューが偏ってしまったので、
もう少し他のジャンルにも手を出していこうと思っている。
また、地域的には自宅や職場周辺が多かったので、
徐々に行動範囲も広げていこうと思う。
来年も体調を崩さない程度に美味しい店を探し続けていきたい。