腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

288. メロカマの天塩焼き@しんぱち食堂:トロけるメロカマ!白身魚好きにはたまらない一品!

もう何度目の登場かわからない激安定食屋の一品。

※期間限定だったようで現在は販売していないようです。(2018/11)

※販売再開しましたが、価格が変わったようです。(2019/09)

 

メロカマってなんのことかと思ったが、

メロという魚のカマの部分のことらしい。

 

そして、メロっていう名前になったのは比較的最近になってからのようだ。

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日本では「メロ」という流通名(市場名)で、食用白身魚として広く利用されている。2003年以前には「銀ムツ」という名前で流通することが多かった。しかし、ムツやアカムツなどとは分類が異なる魚で、「消費者に混乱をもたらしている」との判断から、2003年にJAS法が改訂され、「銀ムツ」という名前での販売が禁止された(ただし「銀ムツ(メロ)」などの表記は可)。しかし、現在でもマジェランアイナメを「ムツ」と称して出す料理店などは多いといわれる。また、1990年頃には、みりん漬などに加工した切り身を「クエ」と詐称し、市場や量販店へ卸していた水産加工業者もあった。

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以上がwikipediaからの抜粋。

 

銀ムツもそうだが、銀ダラ、銀鮭、など銀~という魚は多く、

銀ムツのままの方がなんとなくおいしそうなイメージがあるのは自分だけだろうか。

まあ、物は同じなので、気にせず頼んでみた。

 

メロカマの天塩焼き定食 880円(→980円 2019年9月現在)

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特筆すべきは脂の乗り。

滴るほどである。

炭火でしっかり焼いていることもあって、もっとも良い状態で出てくる。

でも、白身魚なので、味はさっぱりしていてしつこくない。

そして塩加減もいい具合。

 

天塩焼きっていう料理名があるのかと思ったが、無かったので、

おそらく「天塩」を使って焼かれたものだと思われる。

 

天塩とはおそらく「赤穂の天塩」のことだと予想される。

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赤穂の天塩は、安全で良質な塩をお届けするために、オーストラリアの美しい海水を自然の力で塩田濃縮した、「天日塩(てんぴえん)」と「にがり」を原料としています。350年前より赤穂に伝わる、にがりを戻す(差す)塩づくりによって仕上げた、おいしい塩。海の恵みであるにがりが素材の味を引き出し、お料理の味わいを深めます。

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とのことだそうで、

にがりに含まれるマグネシウムが入っているかどうかによって、

料理の仕上がりも全然違うらしい。

味的にはそこまでわからなかったが、「栄養面でプラスされているなら良しとしよう。」

というレベルである。

 

また、この定食屋では「メロカマ天塩焼き」は数量限定らしく、

以前隣の人が注文しようとして、既に無くなった後だった、ということがあった。

 

白身魚好きかつ魚の脂好きな人は、ぜひ一度食べてみてほしい一品である。