もう何度目の登場かわからない激安定食屋の一品。
※期間限定だったようで現在は販売していないようです。(2018/11)
※販売再開しましたが、価格が変わったようです。(2019/09)
メロカマってなんのことかと思ったが、
メロという魚のカマの部分のことらしい。
そして、メロっていう名前になったのは比較的最近になってからのようだ。
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日本では「メロ」という流通名(市場名)で、食用白身魚として広く利用されている。2003年以前には「銀ムツ」という名前で流通することが多かった。しかし、ムツやアカムツなどとは分類が異なる魚で、「消費者に混乱をもたらしている」との判断から、2003年にJAS法が改訂され、「銀ムツ」という名前での販売が禁止された(ただし「銀ムツ(メロ)」などの表記は可)。しかし、現在でもマジェランアイナメを「ムツ」と称して出す料理店などは多いといわれる。また、1990年頃には、みりん漬などに加工した切り身を「クエ」と詐称し、市場や量販店へ卸していた水産加工業者もあった。
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以上がwikipediaからの抜粋。
銀ムツもそうだが、銀ダラ、銀鮭、など銀~という魚は多く、
銀ムツのままの方がなんとなくおいしそうなイメージがあるのは自分だけだろうか。
まあ、物は同じなので、気にせず頼んでみた。
メロカマの天塩焼き定食 880円(→980円 2019年9月現在)
特筆すべきは脂の乗り。
滴るほどである。
炭火でしっかり焼いていることもあって、もっとも良い状態で出てくる。
でも、白身魚なので、味はさっぱりしていてしつこくない。
そして塩加減もいい具合。
天塩焼きっていう料理名があるのかと思ったが、無かったので、
おそらく「天塩」を使って焼かれたものだと思われる。
天塩とはおそらく「赤穂の天塩」のことだと予想される。
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赤穂の天塩は、安全で良質な塩をお届けするために、オーストラリアの美しい海水を自然の力で塩田濃縮した、「天日塩(てんぴえん)」と「にがり」を原料としています。350年前より赤穂に伝わる、にがりを戻す(差す)塩づくりによって仕上げた、おいしい塩。海の恵みであるにがりが素材の味を引き出し、お料理の味わいを深めます。
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とのことだそうで、
にがりに含まれるマグネシウムが入っているかどうかによって、
料理の仕上がりも全然違うらしい。
味的にはそこまでわからなかったが、「栄養面でプラスされているなら良しとしよう。」
というレベルである。
また、この定食屋では「メロカマ天塩焼き」は数量限定らしく、
以前隣の人が注文しようとして、既に無くなった後だった、ということがあった。
白身魚好きかつ魚の脂好きな人は、ぜひ一度食べてみてほしい一品である。