第3回の今回はドルマゲス撃破後から暗黒魔城都市まで。
(12)リブルアーチ
ドルマゲスを倒して一夜明け、ゼシカが突然いなくなるところから始まる。
目撃情報から向かったリブルアーチは、非常に複雑な構造の街。慣れるまでなかなか行きたいところに行けない。
やっと着いたハワードの家にて、杖の力で変貌してしまったゼシカに襲われる。顔色悪すぎてビビる。
その後は、ライドンの塔で久しぶりの塔BGMに癒されながらも難解な仕掛けを解いて、やっとこさ頂上に着いたと思ったら、目的の宝石はここにはないという始末。リーザスにあったんならもっと早く言って欲しかった。
そして街に戻ると、呪われしゼシカとの闘い。
いくらスキルを極めていようとも、お色気攻撃を使って来ないのが唯一の救い。
DQ11のマルティナのようにお色気攻撃を乱発されたら男3人は確実に壊滅していたに違いない。とくにククール。
倒すと、ゼシカが復帰。杖はレオパルドの元へ。
実は賢者の血を引いていたチェルスは、よく世話していたレオパルドに殺されてしまうというなんとも悲しい結末。
(13)オークニス
レオパルドを追って銀世界へ。
一度雪崩に飲まれるも、助けてくれたメディばあさんこそが実は賢者の末裔だったという衝撃の展開。
最後のカギを主人公たちに託して自ら死を選ぶ展開はなんとも切ない。
レオパルドに翼が生え、それを追いかける為に飛ぶ手段を探すことに。
(14)レティシア
海賊の洞窟でキャプテンクロウに勝つと、光の海図が手に入る。
それを使うと幻の島レティシアに入れる。
レティシアでは、神鳥レティス伝説がかたりつがれており、その影を追っていくと、闇の世界に行く事ができる。
闇の世界ではなぜかレティスと戦うことに。
実際は力試しなのであるが、このレティスが恐ろしく強い。
負けイベントかと思うくらい全くダメージが通らない守備力を誇るため、攻撃手段は実質ヤンガスの「魔神斬り」しかない。
ここまでオノスキルを上げてこなかった人はおそらくここで詰む。
その後の妖魔ゲモンの弱いこと弱いこと。かわいそうになるレベルである。
ただ、その後のメガンテは非道すぎる。
なんとか神鳥の魂だけは生き残って、主人公たちが飛べるようになる。
そして流れるあの名曲。
そう「おおぞらをとぶ」である。
流れた瞬間はもう鳥肌。
美しすぎるメロディーにしばらく空を飛びっぱなしであった。
(15)サヴェッラ大聖堂
三角谷に寄った後、飛んでいるレオパルドを追いかけ、サヴェッラ大聖堂でバトルとなる。
痛恨の一撃が怖いが、フバーハさえ切らさなければそこまで強くない。
問題はその後のイベント。
教皇暗殺未遂の実行犯とされ、ニノと一緒に監獄島に入れられてしまう。
全ては杖を手に入れたマルチェロの仕業。
監獄にいる間に教皇は殺され、ついに7賢者の血が途絶えてしまう。
ニノの名演技&犠牲により監獄島から脱出して、マルチェロの元へ急ぐ。
※後にニノは生き延びた事がわかるが、どうやって出たのかは謎である
(16)聖地ゴルド
グランドクロスを使ってくる唯一の敵だが、たまにしか飛んでこないので、実はそこまで強くない。
倒すと魔力が弱まり、完全にラプソーンに乗っ取られてしまう。
杖を女神像に投げると、ラプソーンが肉体を取り戻し、聖地ゴルドは崩壊。
暗黒魔城都市となって浮上する。
一時は敵であったマルチェロをギリギリのところでククールが助けるという演出はDQ8屈指の名シーンである。
(17)暗黒魔城都市
直前まで誰かが住んでいたかのような生活感が残っているラストダンジョン。
最後の回廊も序盤は完全に街のようである。
回り続けていると、だんだん街が廃れていって、最深部への道が開けるという演出もおもしろい。
ついに姿を現したラプソーンはまさかの小柄。
あとで絶対変身するやつだよなーと思いながら戦ったのを覚えている。
強制睡眠がなかなか厄介で、賢者の石持ちが眠らされてる間に全体攻撃+痛恨の一撃が連続で来ると危険。
勝つと、ラプソーンは地面に溶けて消えてしまう。
城も崩れ始め、あっけなかったな的なセリフを誰かが吐くが、完全にフラグである。
ここからの脱出がなかなか大変。
中でも、自分達の像が襲ってくるという演出には驚かされた。
4人いる間はやや手こずらされるが、そこまで強くはない。
自分が育てたスキルによって技構成が変わるなど、もう少しバリエーションがあるともっと楽しかったかもしれない。
最後に出てくる暗黒の魔人を倒すと、城は完全に崩壊。
なんとかレティスに助けられるが、実は城全体がラプソーンの肉体であった事がわかる。
ああ、やっぱりか。という感じの王道展開だが、ドラクエは王道なのが一番だと改めて感じている。
というところで、残すはラストバトル。
最終回に続く。