第2回の今回は、船入手からドルマゲス討伐まで。
(4)アスカンタ
アスカンタ王国で落ち込んでしまった国王を助ける。
願いの丘から月の世界に行ってイシュマウリと会うのだが、それが後の船入手に繋がるとはこの時は思ってもいなかった。
ただ、月の光によって窓枠型の影ができて、そこから月の世界に行けるという発想は面白かった。
2Dのときは影という概念すらなかった。まさに3Dならではの仕掛けだ。
(5)パルミド
ヤンガスの元盗賊仲間だったゲルダに奪われた馬車を奪い返す話。
ビーナスの涙がある剣士像の洞窟は、最初から宝箱が見えているが、たどり着くまでに幾重にも仕掛けあり、当時中学生が解くにしてはなかなか難しかった。
そして、お約束の宝箱モンスター。
でもまさかそれをボスにしてくるとは予想外だった。
しかもそのトラップボックスはラリホーマやメダパニを使ってくるので、MPや回復アイテムが足りなくてなかなか苦戦したのを覚えている。
(6)トロデーン城
魔法船の砂漠を超え、ようやくトロデとミーティアの住んでいた城に戻ってくるが、荒れ果てており、モンスターも出放題。
しかもなかなか強いモンスターだらけで、回復手段もないので苦戦した。
図書室につくと、回想でドルマゲスに襲われた時の様子がわかる。
そして、図書館から再び月影の窓を使って月の世界に行くと、アスカンタの国宝である月影のハープが必要だとわかる。
(7)月影のハープ
アスカンタに戻ると、 月影のハープが盗まれており、犯人を追ってモグラのアジトへ。
そして盗賊のボスであるドンモグーラと戦うわけだが、このドンがなかなか間抜けで面白い。
でも愛されるボスという感じで部下からの信頼は厚いようで、
状態異常で苦戦させられながらも撃破したあと、部下に許してください的なことを言われてなんか和んだのを覚えている。
そして、そのハープとイシュマウリの力により魔法船が復活して、ようやく再びドルマゲスを追えるようになる。
(8)ベルガラック
船でドルマゲスを追っていってたどり着いたベルガラックはカジノの街。
でもオーナーが賢者の末裔ですぐにドルマゲスに殺されてしまう。あまりにあっけない。
その後、ドルマゲスを追って闇の遺跡に向かうが、結解に跳ね返されてしまう。
(9)ラパンハウス
ここではキラーパンサーに乗れる。
DQ5についてきた体験版のときにキラーパンサーに乗っている映像があったので、ものすごく楽しみにしていた。
実際、これだけ広いマップを移動しなければならないので、速く走れるキラーパンサーはとても快適。
未知の場所を探すようなときは、使うと移動がものすごく楽になる。
ただ、ほとんどの街がルーラで行けるようになってしまうと、実はあまり使わなくなる。
(10)サザンビーク
遠い遠いサザンビークだが、キラーパンサーに乗ればあっという間につく。
そこでは、魔法の鏡の話を聞くが、チャゴスを助けてほしいと言われ、王子と一緒に王家の山に儀式に必要なアルゴンハートを探しに行く。
そこでのチャゴスのクソ王子っぷりはなかなか尋常ではなく、プレイヤーは「ミーティアの許嫁がこんな奴で可哀想」と必ず思うに違いない。
その後に訪れる不思議な泉で、ミーティアが一瞬だけ馬から人間に戻るが、そのときにもチャゴスの嫌われっぷりはすさまじい。
でも、このエピソードがあってのエンディングだと思うと、チャゴスのキャラやこの話の展開も必然だった気がする。
(11)闇の遺跡
サザンビークで手に入れた鏡に海竜のジゴフラッシュを当てると鏡が復活。
ドルマゲスの隠れている遺跡の結解を解くことができる。
ちなみにこの神殿で、ラプソーンと神鳥の話が出てくるので、ドルマゲスがラスボスではないんだろうなーというのはなんとなくわかる。
最深部で憎きドルマゲスとの対決。
実はこの時、杖の力でライラス、サーベルト、オディロ、ギャリングの4人を殺害したところで増大した魔力に肉体が耐えきれなくなり、遺跡の最深部で傷を癒していたのだと後々知ることとなる。
最初は分身を駆使して襲ってくるが、あまり強くない。
その後、茨の呪いで主人公達を亡き者にしようとするも、主人公の不思議な力で呪いを撥ね退けられてしまう。本気を出さねばならないと悟った彼は鳥人の様な醜悪な姿となって襲い掛かってくる。
この第2形態がなかなか強い。
フェザースコールや超高速連打などのオリジナル技に加えて、マヒャドやベギラゴンなどの全体魔法や凍てつく波動も使ってくる。
ククールのベホマラーがないとなかなかしんどいので、自分はいつもレベルを上げてから臨んでいたが、低レベルでクリアしようと思うとなかなか手ごわいボスだと思う。
そして、死闘の末敗れたドルマゲスは石化し爆散。杖を残し消滅した。
このとき残された杖を、ゼシカが杖を拾うわけだが、それが悲劇の始まりであった。
ということで、第2回はここまで。
中盤まで終わったが、思い出しながら書いててもなかなか楽しい。