腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

238. コードブルー3

3rdシーズンを見終わった。

 

2ndシーズンからは7年ぶり。

7年前はまだ学生だった。

 

今は医療機器メーカーの開発担当。

もう目線がまるっきり違う。

「あ、これはあのメーカーだ!」というのはすぐにわかるし、

「こういう使い方があるのか!」と勉強になる部分もある。

いかに学生時代、ドラマを「なんとなく」で見ていたかを痛感した。

 

たびたび自分の開発する製品群も出てくる。

ちなみに、このドラマでは前のシリーズから一貫してライバルメーカーの機械が使われていて、出てくるたびに良い映り方をしていて非常に羨ましい。

いつか「あのドラマに出てるあの機械、俺が開発したんだぜ!」って言ってみたいものである。

 

また、賛否両論あるが、全体を通して脚本は本当に素晴らしかったと個人的には思う。

 

今回はフェロー(新人)の育成という側面もあったので、業務と非常にマッチしていて、共感する場面も多かった。

藍沢と白石の指導方針の差による衝突などは、実際に職場でもある。

自分はわりとまめに面倒を見る方だと思っていて、どちらかというと白石寄りである。

しかし、成長させるには、藍沢のように、時には突き放すことも重要。

そして、出来た時にはちゃんと褒める。

良かったのは5話くらいの、フェローだけで命を救った際に、藍沢が初めて褒めた場面。

ああやって褒められれば良いが、それがなかなか難しい。

 

また、最終回の展開も良かった。

9話のラストで藍沢が生き埋めになったとみせかけての、実際に危なかったのは死亡フラグ立てまくっていた藤川。

そこからギャンブルとも言えるギリギリの勝負をして藤川を助ける藍沢はさすが。

それでも全員助かるわけではなくて、シビアな面も入っていて、全部がうまくいくわけではないところも現実離れしていなくて良かった。

 

エピローグも素晴らしかった。

3rdシーズン通しての伏線もしっかり回収していた。

バラバラになりそうだった各フェロー達はしっかりと成長したうえで、誰も救命をやめないという選択をしたし、

藤川も救命に残って良かった。

そういえば、触れてなかったが、藤川冴島夫婦については、第1話の衝撃が凄まじかった。

1stシーズンからは想像もつかなかったけど、終わってみるとこの2人は意外としっくりきていたなと思う。

あと緋山先生が男前すぎ。でもうまくいきそうで良かった。

そして、藍沢はトロントへ。

良い終わり方だなーと思っていたときに、目に飛び込んできたのは「映画化」の3文字。

 

いやー久しぶりにテレビの前でガッツポーズしてしまった。
ずっと見続けてきたので、続編があるのはすごく嬉しい。

 

公開は2018年ということで、1〜2年後あたりが描かれるのではないかと予想している。

きっと、未曾有の災害が発生して、絶体絶命のピンチになったところに、たまたま藍沢が帰国していて助けに来るという展開なんだろうなー。

とまあ、そんな素人の予想を裏切る展開を期待して、楽しみに待ちたい。