腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

229. 腰爆弾と球威

承前

215. 腰爆弾 - 腸壁を削って美味い物を食す 

腰爆弾を抱えながら投げてきた。

 

5イニングを投げて被安打11、四死球2、奪三振0、12失点(自責5)、負け投手となった。

・・・(ズキィッ)、腰が痛む…。

 

まあ自責はどうあれ、11安打はどう見ても打たれすぎ。

四死球は2つだけに抑えられたのでコントロールはまずまずだったが、奪三振0は良くない。

 

腰の関節の軽い捻挫のようなものらしく、特定の方向に捻らなければ痛みは出ないが、悪化させたくなければ投げない方が良いとのことだった。

ただ、誰も他に投げられる人がいないので投げるしかなかった。

作戦としては、2009年の日本シリーズダルビッシュがやったように、ステップ幅を小さくして体の沈み込みをできるだけ少なくした。

これで多少は痛みが来ない。

 

全力投球はできないが、足腰への負担が少なくなるというだけでなく、体のブレも小さくなるのでコントロールが良くなるという副次的効果も期待していた。

その期待通り、大部分の投球はストライクゾーン近辺に行っていたし、失投もそこまでしなかったので良かった。

 

ただ、球威の低下の影響は予想以上だった。

ある程度体を沈み込ませて投げていた方だったので、そのぶんの加速がなくなるのは厳しい。

棒球の直球はことごとく痛打された。

変化球も慣れて合わせられるようになると空振りが取れない。直球にキレがないのでタイミングを外すこともできない。

 

やはりダルビッシュの真似はそうそう簡単にできるものではなかった。

こんな投げ方で6回2失点に抑えたダルビッシュは本当に凄いんだということを改めて実感した。

 

ただ、今シーズンの残り試合はこのまま騙し騙しやらなければならないので、何かしら対策を講じなければならない。

 

全力投球して腰が完全崩壊することだけは避けたいので、上半身の力の入れ具合とか、股関節の使い方とか、いろいろ研究していく必要がありそう。