腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

209. 痴漢冤罪を回避するための授業 感想

しくじり先生の特別編で、その道のプロから学ぼうSP。

先生は行列でもおなじみの北村弁護士

痴漢は容疑がかけられて捕まれば99%有罪になってしまうという、ある意味恐ろしい犯罪。

映画「それでもぼくはやってない」を見たことがあるが、冤罪であれ有罪になってしまったときに失うものを考えると本当に怖い。

 

授業はオードリーの春日主演の再現ドラマ(教材VTR)に沿って進められた。

夜道を歩いていただけで周囲で起きた痴漢事件の犯人と間違えられ、

2時間の取り調べを受けて帰った後、疑いが晴れるまで57日間もかかったという。

 

教材VTRは

(1)初期捜査の対応

(2)取り調べでの対応

(3)取り調べ後、疑いが晴れるまでの57日間

の3段階になっていた。

 

(1)初期捜査の対応

ポイントは次の通り。

・任意捜査のうちに疑いが晴れるように職務質問にきちんと答えること

・録音すること(違法捜査を抑制するためにも有効)

・名刺を渡して帰るのは危険(逮捕状を請求されてしまうため)

 

(2)取り調べでの対応

ポイントとしては次の2点

・なるべく拒まないこと

・DNA検査、微物検査の検査を依頼すること

 

取り調べも様々な検査も任意ではあるが、そこで拒むとあとあと結局逮捕状を請求されるという展開になる可能性が高いので、素直に受けておいた方が良いらしい。

また、「検査」を受けることは特に重要だそう。

最新の検査技術は凄まじく、とくにDNA検査では「細胞片の濃度」から、触れただけなのか、それとも揉んだのか、というところまで断定できるらしい。

微物検査で付着した繊維などからも様々なことがわかるため、様々な検査を受けることは疑いを晴らすためには有効だとのこと。

 

そこで北村先生が提案していた「冤罪を疑われた瞬間にとるべき方法」は以下の通り

・両手を挙げて「私は今から何も触らない。DNA検査をやってくれ」と叫ぶ

これは画期的。

仮に警察側がすぐに検査を行わなかった場合も、検査をしてくれと言い続けることは有効とのこと。

言い続けていれば、裁判になったときに、被害者の証言だけでは証拠不十分となって有罪になりづらいので、警察側としては検査をすぐに実施する方向に動いてくれるらしい。

 

(3)疑いが晴れるまでの57日間

VTRで挙げられていた良かった点は次の3つ

・弁護士に相談したこと

・記憶が鮮明なうちに記録をつけたこと

・行動記録が残るアプリを使ったこと

 

弁護士は任意同行の際に呼んでも良く、なるべく早い段階で相談するのが良いようだ。

痴漢冤罪保険というのもあって、冤罪にされそうになったときに月額590円で弁護士にヘルプコールできるらしい。

また、記録を付けることは自分の身を救うとはよく言ったもので、このケースではまさにその典型例である。

VTRでは行動記録が証拠にはならなかったが、仮にDNA検査等を行わなかった場合には、行動記録のアプリが証拠になった可能性も充分にあるとのこと。

 

そして、北村先生がこのケース以外に付け加えたのは、次の一点。

・防犯カメラの映像確認を要請する

これは都会だけかもしれないが、最近は町中のいたるところに防犯カメラが設置されているわけで、警察なら捜査であればその映像を見ることができる。

これによって疑いを晴らすことができれば一番早そうである。

 

また、タイムリーな話で、2017年の6月6日に山手線の新車の各車両には防犯カメラを設置することが決まったそう。

既存の車両にも、2020年の東京オリンピックまでには取り付けられるらしく、痴漢だけでなく、迷惑行為やテロ防止の効果も期待されているとのことである。

成田エクスプレス常磐線の特急などすでに設置されている電車もあるようだが、どんどん進めていってほしいものである。

 

ということで、映画「それでもぼくはやってない」を見て以来、冤罪の恐怖におびえながら電車に乗っていたわけだが、今回の授業はかなり勉強になった。

いつ起こるかわからないような事柄でも、それに対応できる知識をあらかじめ持っておくことは重要だと改めて感じた。