腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

182. DQ6 幻の大地 (後半)

後半戦。ムドー討伐後のお話。

ムドーを倒すと、封印されたダーマの神殿が復活。

ようやく転職ができるようになる、と同時に主人公たちのパワーインフレが始まる。

 

DQ6では転職をしても前の職業で覚えた特技や呪文を忘れないので、どんどん特技を覚えさせたらそれだけでものすごく強くなってしまうのである。

そんなわけで、ほぼ戦闘は苦労しなかったのであるが、ひとまずざっくりとストーリーを紹介していく。

ダーマ神殿では、実は下の世界こそが実は現実世界であり、上の世界は「現実世界の人が見ている夢の世界」(精神世界)であるという衝撃の真実を知る。

これにより、オープニングでは、本当にムドーと戦っていて、その結果、本体と精神を分離させられて、精神だけが夢の世界に飛ばされてしまった、ということがわかる。

また、ムドーは大魔王デスタムーアのしもべのひとりであり、他に、ジャミラスグラコス、デュランという部下たちを倒して封印を解除する必要があるという。


まず訪れるアークボルトではミレーユの弟テリーが初登場。派手な登場をするため、このときは強キャラだと信じていたなあ。


砂漠の地カルカドから、幸せの国へ向かうひょうたん島に乗り込み、たどりついた場所でジャミラスを倒し、ひょうたん島をゲット。

続くクリアベールでは空飛ぶベットをゲットするなど、どんどん移動手段が豪華になっていく。

魔術師の塔でミラルゴを倒し、フォーン城の鏡の封印を解いて水門の鍵をもらうと、ついにワールドマップ全体に行けるようになる。

海辺の村ペスカニにて人魚を助けたことにより、お礼にもらうマーメイドハープで海底へ。

海底神殿で魔法都市カルベローナを封印するグラコスを倒す。グラコスカルベローナで編み出された最強の魔法マダンテを防いでいた。

バーバラはそこで大魔導師バーバレラの血を引く魔導師であるという記憶を取り戻し、マダンテを継承。

下の世界のライフコッドを訪れると、そこにいた主人公の本体と遭遇。

村に魔物が現れるが、本体と同化して強くなった主人公が覚醒してライデインを覚え、魔王の使いを退けるイベントは印象的だった。

そして、伝説の武具を集め終わると、いよいよデュランの待つゼニスの城へ。

洗脳されていたテリーを倒すと、強敵であるデュランと対峙する。

デュランは打撃が恐ろしく強いうえに、ムーンサルトなどの全体攻撃をもち、こちらがスクルトかけると凍てつく波動を繰り出してくる、DQ6屈指の強敵であった。

デュランを倒すと、ミレーユに諭されテリーは仲間となるが、残念ながら、特技が少なすぎるテリーは1軍メンバーには昇格できないままエンディングを迎えるのであった。

封印の解けたゼニス城でデスタムーアの世界に行くにはペガサスが必要だと聞き、ゼニス城の井戸から天魔の塔へ。

天魔の塔の最上階で石像となったペガサスとファルシオンが同化し、ファルシオンの力で狭間の世界へ。


はざまの世界では、全員がHP1MP0になるという絶望的な状況。

ヘルハーブ温泉から元の世界に戻ったりしながら策を練り、防具職人ザクソンによって主人公達は力を取り戻す。

欲望の町での争いを治めると、最後の街である牢獄の街へ。

囚人たちや街の人たちのクーデターに協力して城の主アクバーを倒す。

捉えられていた大賢者クリムトを助け出し、その先の監獄でその兄マサールも助け出すと、いよいよデスタムーア城へ。

デスタムーア戦では、

第一形態から「凍てつく冷気」「燃え盛る炎」「二つの玉」などオリジナル技を使ってきてなかなか苦戦させられる。

第二形態では、「突進」が厄介だが、凍てつく波動がないので意外と楽。

問題は次の第三形態である。

モンスターズ等で姿かたちは知っていたが、実際に戦ってみるとなかなかの強敵であった。

いわゆる「初見殺し」に分類されるボスである。

セオリーでいえば、本体と身体の一部が分離しているボスは、本体だけを叩けば良いのだが、今回は違う。

本体をたおすと、「ひだりて」がザオリクを使って本体を生き返らせるのである。

 

実をいうと自分は、その情報だけ、どこかのサイトで知ってしまっていた。

よって、「左手を倒さなきゃ」ということで、急いで左手だけを倒した。

しかし、それが落とし穴だった。

自分の見たサイトはどうやらSFC版のものだったらしく、実はDS版では右手が「ザオラル」を使うのであった。

ということで、正解パターンは両手を一般に倒してから本体を倒すこと。

これがなかなか大変であったが、特技を極めた主人公たちにとっては、パターンさえわかってしまえば敵ではなかった。

 

そして、エンディングへ。
夢の世界と現実世界が完全に切り離される。

主人公…レイドック王子に
ハッサン…サンマリーノで家業を大工を継ぐ
ミレーユ…グランマーズの弟子になり占い師に
バーバラ…実体が取り戻せないためゼニス城で暮らす。主人公達とは会えない。
テリー…修行の旅へ
チャモロ…ゲントで神官に

バーバラとの別れがとにかく切なすぎ。

終わってみれば、完全にこの物語のヒロインであった。

エンディングでは夢の世界消失後にその城だけが残って空中を浮遊する描写がある。

これによりDQ6DQ4DQ5という時系列であることがわかり、しっかりDQ4DQ5を遊んだ後にこの演出を見るとたまらない。

 

ということで、この作品は12年越しのリベンジを果たしたこともあり、とても印象に残っている。

 

書き残してしまった裏ボスについては、また次回。