腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

168. 味噌ラーメン@粋な一生(秋葉原):最後の一口が1番美味い!あとからじわじわ美味しくなる絶品味噌ラーメン!

形容詞+名詞という珍しい名前のラーメン屋。

正しくは、ラーメン屋ではなく、「ラーメン食堂」だったりする。

コンセプトは「毎日食べたくなるラーメン」

そのコンセプト通り、

食べた瞬間に「とんでもなくうまい」と思わせるようなインパクトは無いものの、

食べてるうちにしみじみと「美味しいなぁ」と感じられるような味である。

このお店は味の種類も豊富で、塩、味噌、醤油、つけ麺など、

様々あって飽きさせない。

 

今回はこちら。

味噌ラーメン 780円 (+味玉100円)

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※写真は2年前のものです。

 

スープを一口飲んだ感想を正直に書くと「なんか普通だなぁ」というところだった。

しかし、食べ進めて行くと、それは勘違いだったことに気づく。

サラサラしていて濃厚さは無く、味のインパクトもあまり感じられないのだが、よくよく味わってみると、マイルドながらコクもあってシンプルに「うまい」のである。

店側の説明を読むと、八丁味噌赤味噌白味噌など、様々な味噌をブレンドしているらしい。そりゃうまいわ。

 

具は、チャーシュー、もやし、メンマ、小松菜、ネギなど、内容だけ見るといたって普通。

しかし、どの具もスープとまるで喧嘩していない。

それどころか、具から旨味が溶け出して行って、スープがどんどん美味しくなって行く感覚さえ覚えた。

そのおかげで終盤になればなるほどスープが美味しくなっていくという現象が起き、

食べ終わる頃にはこの一杯の虜になっていてまた食べたくなっているのである。

本当に不思議な感覚であった。

これまでは、食べて一口目の「美味い!」という感覚が全てだったが、

最後の一口が1番美味いという一杯はこのラーメンが初めてであった。

 

また、卓上のニンニクとの相性が抜群であるので、

終盤に味を変えるためにちょっとだけ入れることをお勧めする。 

ニンニク好きな人にはたまらないと思う。ただし、入れすぎには注意。

 

その他、味噌系では、辛味噌ラーメンが人気であり、

周りのお客さんがかなり注文している印象がある。

自分は食べられないので残念だが、これだけ美味しい味噌なので、

美味しいことは間違いないだろう。