腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

158. DQ1

7月になった。

今月末には待望のドラクエ11が発売される。

ということで、発売されるまでにドラクエシリーズを1作目から振り返ってみようと思う。

今回はドラクエ1

 

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1986年発売ということで、自分が生まれる前の作品。

ファミコンは持っていなかったので、

スマホ版が出てからプレイした。

実は2年前くらい。

 

このゲームがたった64kBのROM容量で実現されているというのは本当にすごいと思う。

1から登場している主な敵キャラは

スライム

ゴーレム

ドラキー

ゴースト

まほうつかい

あくまのきし

ドラゴン

がいこつ

キメラ

など。

 

30年たった今でも愛されるキャラクターデザイン。

ドラゴンボールでおなじみの鳥山明先生。

 

先のフィールドに行くと、色違いで強くなったモンスターが出てくるというシステムを作ったのも素晴らしい。

おそらく、容量削減のためのアイデアだとは思うが、

逆にそれが、好奇心をくすぐる。

とくに、スライムを銀色にしてメタルスライムとしたのは素晴らしいアイデア

メタル系というジャンルを生み出し、守備力と素早さが高く、呪文が効かず、倒すと莫大な経験値をもらえるという設定を作り出した功績は大きいと思う。

後々の作品で必要不可欠になる「レベル上げ」もしやすくなった。

何より出会った時のレア感が良い。

 

音楽は、今やおなじみのすぎやまこういち先生。

一度聴いたら忘れないオープニングの「序曲」もそうだが、

戦闘曲やボス戦の曲は本当にいろいろなところで使われている。

初めてオーケストラで聞いた時の感動は鳥肌ものだった。

※ドラマ「カルテット」の四重奏もよかったけど。

 

 

 

バトル関係ですごいと思ったのは、呪文のネーミングセンス。

実は容量の関係でひらがなやカタカナを50音すべて使えなかったらしく、

そんな中、イメージに合った名前を付けるのは難しいと思う。

でも、ホイミは身を保つところから、ギラはギラギラする炎から、

など、なんとなくイメージが湧くような名前にしているのが凄い。

 

ボス戦のりゅうおうは、きっと始めてプレイした人は変身に衝撃を受けただろう。

長いりゅうおうの城を抜けてきて、やっとの思いで倒したと思ったらより強い敵がでてくるわけだから、きっと絶望するに違いない。

絶望してもやりなおせるのがRPGのいいところだけど。

 

まとめると、容量の問題などで色んな制限がありながら、

30年も愛されるようなシリーズとなる作品を作り出したクリエイターの方々は本当にすごいと思う。

メーカで働く人間として、その姿勢は見習わなければならないなと感じた。