腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

134. しくじり偉人伝(ピタゴラス)感想

「人はなぜ勉強しなければならないのか」

それを解き明かすという授業。

 

18歳から20年修行の旅

街ができるほど人気が出る演説ってどれだけ凄かったのだろうか。

演説力って大事。

 

中田の解説ってやっぱり凄い。

文献に残っている4つの奇跡を科学だと解き明かしたところの話の持っていきかたがうますぎた。

1)船に死人がいる予言→医学

2)瞬間移動→建築学

3)神様からの挨拶→音響学

4)太ももが金→化学

 

その後のピタゴラスの定理の裏話は面白すぎた。

ピタゴラスが綺麗な数しかないという教えを徹底していたところで、ピタゴラスの定理が見つかる。

しかし、その結果ルート2(無理数)が見つかってしまって、教団が崩壊。

結果的に殺害されるところまで追い詰められてしまう。

 

最後のまとめも素晴らしかった。

「勉強とは義務ではない。先人が解明した魔法を知る権利である。」

 

たしかにそうだなと思った。

「魔法」というと聞こえがいいけど、夢を叶えるための手段と思えば確かに頑張れるのかなと思う。

問題は、勉強苦手な子供にこれを言って理解してもらえるかということ。

いきなりは難しそうだ。

夢がある人になら効くかもしれないけど、夢や目指すものが無い人は、それでも何も感じないのかもしれない。

そのあたりは教えてどうにかなる問題ではないからなぁ。

今後はそう言った根源的な問題も考えていきたいし、番組でもぜひ切り込んでいってほしいものである。