とかいうタイトルで新入社員に対して授業を行う事になった。
回路設計経験の少ないこの俺が。
きっと「もっと勉強しろ」という上司からのメッセージなのだと受け取って、毎晩ひたすら勉強&パワポ作りの毎日である。
しかし、仕事はパワポ作り以外にも大量にあるため、時間が本当に無い。
まあこれまで休日に勉強していなかったのが悪いと言われればそれまでなんだけど。
内容としては、大学で学んできた内容の復習がメイン。
受動素子を中心とした電気回路理論
能動素子を中心とした電子回路理論
入出力関係を扱う制御工学
それらを総合的に扱うフィルタ回路
これら4つの講義を合計100分でやれっていうかなりの無茶振り。
まあ、広く浅くになるわけだが、
ただ、話しただけでは、きっとつまらない。
自分は大学ではほぼ理論しか学んで来ておらず、実際の回路に触れた経験が乏しかったために、本当にいろんなところで躓いた。
今も躓きつづけているが、「これをもっと早く知っていればよかったのに」というポイントは数多くある。
そういったところを中心に、教科書と実際のギャップみたいなところを伝えていけたら良いのかなーと思う。
また、練習問題を与えて、解かせて見て、それで躓いたのを確認してから、答えを教えるというのも良いかもしれない。
痛みを伴わない教訓には意義がない。
人は何かの犠牲なしに何も得ることなどできないのだから。
鋼の錬金術師さんからのありがたき御言葉。
また最初からじっくり見直したくなってきてしまった。
が、その気持ちは犠牲にして、資料作りに励むことにする。何かが得られることを信じて。