腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

121. MOTHER2 その3 ストーンヘンジ基地〜エンディング

いよいよラストである。

こう色々と書いていくとなかなか長いストーリーであったことに気づく。

前編はこちら

kenshinkk.hatenablog.com

 中編はこちら

kenshinkk.hatenablog.com

 

13)ストーンヘンジ基地

ペンシルロケットとかいうバランスブレイカーにより、

ボスのDXスターマンにはまったく苦労しなかった。

ただ、2周目以降はスーパースターマンにだいぶ苦しめられた。

そう、おうじゃのつるぎである。

彼が落とすはずのプー専用武器。

しばらく戦っててもまったく落とす気配がなく、

3〜4時間戦い続けてレベルが10くらい上がったこともある。

結局3周したけど、おうじゃのつるぎは一度も手に入れたことがない。

果たして手に入れたことがある人はいるのだろうか?

でもここで博士とアップルキッドとどせいさんを捕らえたギーグの狙いは正しかった。

ちなみに一緒に捕まっていたお兄さんはいったい何者だったのだろうか?

 

14)グミ族の村

オネットの図書館がこんなところで役に立つとは…。

あれだけだんまりだったグミ族をおしゃべりに変えてしまう「むくちをなおすほん

我が家にもぜひ一冊ほしいものである。

なお、オネットの街並みは今のうちに楽しんでおく必要がある。

また、オネット岬の別荘もこのタイミングを逃すとたしか買えなかった気がする。

天才写真家の写真を撮り忘れるポイントのひとつ。

まあ入ってみたらボロボロというオチなんだけど。

ルミネホールはフラッシュγで即死させてくる敵がウザいくらいでそこまで難しくない。

 

15)地底大陸

ネスたちの表示を小さくしなければならないほどの巨大マップ。

恐竜たちとの戦いは苦戦必須なのでとにかく逃げる。

でも、地底大陸は結構いいアイテムが落ちてるので、逃げるばかりでは勿体無い。

火山洞窟では、とにかく炎系ばかりでてくる。

結局このゲーム、ほぼ最初から最後までPKフリーズが強すぎる

というか氷を弱点とする敵が多すぎる。

一部炎が有効な敵もいるけど、なかにはサンダー以外効きませんという敵がいても良かったのかなと思う。

ただ、ボスのカーボンドッグは久しぶりに手応えあって良かった。

ペンシルロケット20からの、変身されて反射で即死」

確実にみんなやってると思う。

ペンシルロケット依存症患者にとってはいい薬。 

倒した後、いよいよ8つのメロディが揃う。

このエイトメロディーズ、最初にバラバラで聞いたときはそうでもなかったけど、

繋げて聞くと本当に良い曲。オーケストラ版が本当に素晴らしいこと。

 

16)マジカント

1にも出て来たマジカント

2も1同様に難易度が高い。

まず、久しぶりにネス1人なのがツラい。

次に、出てくる敵の強さが尋常ではない。

あんしんボムは全然安心できないし、

クラーケンにサイコシールドなしで挑むのはなかなかに厳しい。

必殺PK頼りでいくしかないけど、燃費悪いし。

そして、極め付けはネスのあくま

シールドキラーないから、反撃くらいながら叩くしかないし、

必殺PK来たら即死級ダメージは必ず食らう。

常にライフアップγかけながら戦うしかない。

ローリング式のHPメーターならではの戦い方。

歯応えのあるいいボスだったと思う。

 

17)過去へ

隕石のかけらを求めて、敵が増えたオネットに戻る。

ここから出てくるスターマンセンゾがとてつもなく強い。

スターストームを使われたら大量に瀕死者出るから、

それまでにサイコシールドΣをかけておいて速攻をかけるしかない。

それ以外にもタコソノモノとか、ジロリンガとか危ない奴が多数出てくる。

この辺で苦戦するようなら素直にレベル上げるべき。

サターンバレーからスペーストンネルで飛ぶ。

そして、そこから魂だけロボットに移植して過去へ。

最初にプレイした中学生の自分にはなかなか衝撃の展開であった。

 

18)時の彼方

ラストバトルの舞台。

とにかく敵が強い。

さいごのスターマンが強敵。

開幕でスターストーム撃ってくるから回復やシールドが間に合わないことが多い。

ポーラの素早さが勝負の鍵。

 

そして、いよいよギーグの元へ到着すると、

登場するのは予想通りギーグの部下となったポーキー

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ギーグ戦のイナクナリナサイ神曲

正直、序盤のゲーム音部分をもう少し聞きたいくらい。

第1段階がゲーム音で、第2以降がロック調でもよかったと思う。

ポーキーは顔色悪くて気持ち悪いけど、ナイスな悪役ぶりであった。

第3段階の倒し方は先に友人が喋ってるのを聞いてしまったので、倒し方を自分で見つける感動は残念ながら得られなかった。

ポーキーの言葉がヒントになっているということに2周目で気づいた。

ネタバレなしでプレイしてたら果たしてこの言葉で気がついただろうか?

MP切れまで戦ってどうしようもなくて「いのる」にすがってみたら…っていう展開だったらひょっとしたら号泣していたかもしれない。

ただ、「いのる」の演出は本当に素晴らしい。

お世話になった人が続々登場して、一瞬絶望させた後に、最後にプレイヤー名が出てくるという演出で、不覚にも涙腺にきたのを覚えている。

 

19)エンディング

みんなのセリフひとつひとつが本当に良い。

次プレイしたらエンディング後にいろんな街を旅して回ってみようと思う。

エンドロールにて、エイトメロディーズをベースにしたBGMがかかる中、

これまでの天才写真家の写真たちが出てくるというのも良い演出。

エンディングまで涙を流すんじゃない、的なCMがあったけど、その通りだと思う。

そして、スタッフクレジットにプレイヤー名が出てくるという粋な演出があり、THE END。

 

総括 

最初は大乱闘のネスが出てるゲームだから…的な軽いノリで始めてみた結果、

時間を空けて何度も繰り返しプレイしたくなるほどの名作であった。

独特の世界観といい、台詞回しといい、ちょうどよい難易度といい、

ここまでの完成度のRPGはなかなか無いと思う。

本当に素晴らしいゲームをありがとうございました。