腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

115.中国のトイレ事情

潰瘍性大腸炎患者にとってトイレがどこにあるかは常に把握しておかねばならない。

そして、そのトイレがどういう形状かが重要である。

洋式でウォシュレットがあれば最高。

少なくとも洋式であればまだ可。

和式はなるべく避けたい。

というのは、あくまで日本での話。

 

しかし、中国ともなるとトイレがちゃんとした形状であるかは保証できない。

 

ひとまず、今回のホテルのトイレはまともだった。

 

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ウォシュレットはついていなかったが、まあ贅沢は言わない。

 

問題は学会会場であった。

トイレの位置自体はわかりやすかった。

しかし、その数が問題であった。

上海の学会会場(国家会展中心)は、東京ビッグサイトの約5倍という途方もない広さ。

参加者総数はわからないが、かなりの人数がいたと思う。

それに対しては、数が少なすぎた。

大の方だけ凄まじい行列。

行列に並んでいると、中国人に次々話しかけられる。

喋れない。

英語で話しても通じない。

よって、次々と割り込まれてしまう。

 

30分以上待って、ようやく入れたと思ったら案の定、和式。(流石に写真はとっていない)

よくよくみたら、水を流すレバーがなかったのでボットン式。

紙があったけど、紙は入れちゃいけないらしくゴミ箱の中に入れなきゃいけない。

激臭の原因はこれだった。

トイレから出るとさらに列が長くなっていたのでゾッとした。

 

続いて、中華料理屋。

屋外にも座るところのあるリーズナブルな大衆食堂的なところだったので、トイレもそれ相応のものだった。

まず、洋式同様の形状をしているのに便座がない。

もちろん紙もない。

さらには、水を流すレバーもない。

横にシャワーのようなものが付いていたので、それで流せということだったのだろうか。

自分は不安になったので結局使わなかった。

 

そして極め付けは、郊外の共用便所。

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遺跡?

というのが第一印象。

これがトイレだとはとても信じられなかった。

構造は単純。溝にすればいい。

小は傾きによって流れて行ったけど、

大はちゃんと流れて行っていなかった。

きっと誰かが定期的に掃除しているのだろうけど、さすがに衛生上よろしくなさすぎる。

変な病原菌とかいそうで怖かったけど、今日まで無事に過ごせているので、なんとか大丈夫だったと思われる。

もちろん紙はないので持参は必須。

 

ということで自分が見てきたものは以上である。

もっと郊外に行くともっと酷い状況になっていたと思うので、

そこまで大変な思いをすることにはならなくて良かった。

ただ、今後は海外に行く場合には以下の2点には気をつけたいと思う。

1.トイレ事情をしっかりと把握しておくこと

2.水に流せるポケットティッシュを買い込んでおくこと