腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

101. FF3

スマホ版でプレイした。
プレイ時間は20くらいだったのでわりと短めだったのかな。
総じて言えば面白かった。
FF4やFF5のストーリーの大元になった感がものすごい。
FF3はDS版のリメイクということで、FF4同様のグラフィックスは綺麗だし、操作性も抜群。
ズームインしないと隠しアイテムが見つからないというのは、スマホ特有の操作を入れたかったのかもしれないけど、ちょっと面倒臭かった。

(1)ストーリー
光の4戦士が4つのクリスタルを求めて冒険して成長していく物語。
ここだけ聞くと、正直もう何度も聞いたような話だが、このFF3はまだ出始めのころであり、クリスタルからの力でジョブチェンジできるようになるというのは、FF3が最初である。

序盤ので面白かったのは、自分たちの住んでいた世界が実は小さな浮遊大陸であり、その外には広大な世界が広がっていた、という場面。
最初はマップ小さいなーと思っていたけど、この演出は良かった。

また、FF3は終盤の展開が熱い。
ザンデの罠にかかって動けなくなる場面では、これまでに一緒に戦ってきた仲間達が駆けつけて助けてくれる。
そして、一度「暗闇の雲」に為すすべもなく負けてしまった際にも、ドーガとウネの魂の力で復活して、再度立ち向かう。

このあたりの王道的な展開はFF3がきっと初めてなのではないかと思う。

 

(2)バトル

FF3ではジョブをいつでも変更することができる。

勝てなかったらジョブチェンジして戦略を立て直せるというのはおそらくFF3が初めてであり、その後のRPGを面白くした要因だと思う。それを発明したのは本当にすごい功績。

それにジョブの多彩さも面白い。いったいどれだけデバッグに時間かかったんだろうか。

ただ、選んだジョブによってはバランスが壊れてしまうほど強かったり弱かったりという差があって、FF3ではその差が顕著であった様に思う。

とくに強かったのは風水師。

中盤はほとんど「ちけい」だけ選んでおけばそれでいいという状態だった。

まあ、早く終わらせたい側からすれば強すぎてありがたい存在だったけど、

バトルがワンパターン化してしまいがちという点では残念だったのかもしれない。

結局入手時から最後までレフィアはほとんど風水師だった。

それでもほぼ強制的にジョブチェンジしないと進めない部分があるというのは面白かった。

序盤の小人状態でないと進めないダンジョンでは、ほぼ全員魔導士にさせられるし、

ガルーダ戦では結局全員竜騎士にして挑んだ。

暗黒の洞窟では魔剣士にもしたけど、ダメージソースは風水師だった。

最後はナイト・忍者・導師・風水師という構成。

ラスボスだけは風水師じゃなくて魔人や魔界幻師でもよかったかも。

ただ、ラスボスを含め、終盤は打撃&地形、導師はケアルダ連発という作業ゲーになってしまったのは少し残念。

 

(3)BGM

思い返してみると名曲が多かった。

まず戦闘曲が名曲揃い。

通常戦闘曲も、ボス曲も、ラスボス曲もどれも印象に残っている。

そして、フィールド曲の「悠久の風」が素晴らしい。

聴ける時間は短いけど海曲も切なくて良い。

 

ドーガとウネのテーマあたりも良いね。

 

ということで、総じてみると面白かったわけだが、

さっきこのゲームの発売年が1990年ということを知って驚愕している。

1歳の時に出たゲームを今の技術力でもって快適に遊べているわけだから、

感謝しなきゃいけないなと思った。