腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

765. 特製つけ麺@麺屋周郷(新橋):完成度が高すぎる!すべての要素が洗練されている濃厚つけ麺!

念願の初訪問シリーズ。

今回は、新橋にある、

麺屋周郷さんにやってきた。

 

結構前から、

新橋に新しいつけ麺屋がオープンした

という情報は聞いていたが、

行列になっていたので、

時間の都合などでなかなか行けず。

ようやく行くことができたので、

記事化していこうと思う。

 

つけ麺専門店ということなので、

メニューはつけ麺オンリー

もちろんトッピングなど、

選ぶことができる要素は存在するが、

ラーメンすら存在してないのは凄い。

一点集中も個人的には全然ありだと思う。

 

なお麺量は、

小盛り(150g)、中盛り(200g)、大盛り(250g)が

同一料金で選択することができるのだが、

この日は、スープ割まで、

しっかり味わいたかったので、

中盛りにすることにした。

 

そして、運ばれてきたのがこちら。

 

特製つけ麺(中盛)

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麺・スープ・トッピングがそれぞれ独立

豪華絢爛なビジュアルである。

お膳に乗っていて、非常に上品。

 

スープ

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厳選された豚・鶏・5種類の魚超高圧で炊いたという

超濃厚なスープ。

粘度が高く、ドロドロ感が強いのだが、

若干フワフワに近い食感もあり、全く重さは感じない。

麺をつけてすすると、口の中でブワッと広がる強烈な旨味。

ここまで洗練された豚骨魚介スープは久々であった。

お店の説明によると、2.6気圧136℃で炊いているそうで、

その圧力と温度の設定に至るまでに、

きっと何度も試行錯誤されたと思われる。

その努力には、感謝しかない。

 

またそこに、柚子、玉ねぎ、芽ネギ薬味トリオが、

清涼感をプラスしてくれているので、

最後まで飽きずに食べることができた。

 

スープ量は、

中盛の麺に対しての分量としては丁度良かった。

大盛で同じ量だったとしたら、

スープ割以後のことを考えると、

少し足りなかったかもしれないという程度。

 

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菅野製麺と共同開発したという特注中太ストレート麺

これがめちゃくちゃうまい。

滑らかな舌触り豊かな小麦の香りが素晴らしすぎる。

モチモチ感も強いのだが、食べやすい柔らかさ

とてもバランスがいい麺だと感じた。

なお、福岡県産の小麦を100%使用しているそうである。

これは、大盛でも良かったなぁ。

 

麺の上に乗っている半熟味玉も、

トロトロの半熟具合も素晴らしく、

味も程よい塩加減で絶品。

 

海苔は提供直前に炙っているというこだわりようで、

パリッとした食感が最高であった。

 

トッピング
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こちら、特製のトッピングである。

肩ロースとバラの豚チャーシュー

鶏チャーシュー

メンマ筍ゆば

というラインナップ。

提供直前に目の前で炙られる各チャーシューは、

香ばしさとジューシーさがたまらない。

また、あまり見ないのは、筍ゆば

筍の柔らかい姫皮のみを使用したもの、

だそうで、仄かな塩加減で美味しかった。

 

スープ割
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スープ割りがまた圧巻である。

注文すると、スープ割り用のお皿が別で提供される。

左から刻み玉ねぎ、チャーシュー、ゆかりご飯

このサービスは嬉しい。

 

なお、ご飯を入れるとこんな感じ。
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梅の酸味と、スープの旨味がうまく溶け合って、

非常に美味しい雑炊でした。

ゆかりご飯雑炊は初めて食べたかもしれない。

量も一口サイズで丁度良かった。

 

ということで、

新橋の新星つけ麺屋に訪問したわけだが、

全ての要素が洗練され過ぎて

最初から最後まで感動しっぱなしであった。

 

すでに大行列必至の名店となっているが、

これからも、時間ができたら、

たびたび行きたくなるお店だなと感じた。