腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、病状が悪化してでも食べたいと思う逸品(主に麺類)を思いつくままに紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

447. 南仏プロバンスで出会った冷やし中華@海老丸(水道橋/神保町):フレンチと冷やし中華の見事な融合!

以前、オマール海老が丸ごと1匹入った海老らーめんを紹介した(※)が、

そのお店が期間限定の冷やし中華を出しているという情報があり、

提供期間が残り僅かだということだったので、行ってみることにした。 

(8/2までらしいので、興味がある方はぜひ)

 

※前回訪問時の記事

kenshinkk.hatenablog.com

 

前回は1時間ほど並んだが、今回は奇跡的に外には列が出来ておらず、

中に5人ほど並んでいただけであった。

 

注文したのは、もちろん限定の冷やし中華

「南仏プロバンスで出会った冷やし中華

もう一つの限定メニューである冷やし担々麵とも迷ったが、

冷やし中華は今週金曜までとのことだったので、選択肢はひとつだった。

 

サイドメニューもいくつかあり、

・帆立ましまし 400円

・チャーシューましまし 200円

・チーズ削り 200円

・くん玉 150円

バケット 60円

かなり迷ったのだが、

ツイッターでおすすめされていたバケットを追加。

それ以外はデフォルトで味わってみることにした。

 

なお、「プロバンスプロヴァンス)」とは、

フランス共和国の南東部に位置する地方の名称である。

イタリアとの国境が近い地域であり、

にんにく・トマト・オリーブ油などを用いる料理が多いという。

つまりは、イタリア料理の影響を受けたフレンチ、ということなのだろう。

イタリアンは大好きだし、オリーブ油は腸にも良いので、大歓迎である。

 

南仏プロバンスで出会った冷やし中華 950円

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写真でわかる通り、物凄い絵力である。

通常の冷やし中華では考えられない色の多さと鮮やかさである。

皿の青色もまた、具の色合いを引き立てていて素晴らしい。

まさにフレンチフルコースの前菜の超豪華バージョンという感じ。

 

お店の説明では、

トマト、バジル、ニンニク、シーフード

がメインで入っており、

そこにラズベリーヴィネグレットをあしらっているという。

 

ラズベリーヴィネグレットとは、

フレンチのドレッシングの定番らしく、

リンゴ酢とオリーブオイルをベースにラズベリーを混ぜて作ったものらしいが、

これがとてつもなく美味しい。

ラズベリーの特徴的な甘酸っぱさとリンゴ酢の甘さがちょうどよくマッチしていて、

想像よりも全然まろやかでどんどん飲めてしまうスープ(ソース)であった。

(なお、今回のスープには海老は入っていないらしい)

 

麺はつけ麺に採用されてもおかしくないくらいの太麺。

冷やし中華にしては太いかなーとも思ったのだが、

実際食べてみるとぜんぜん美味しく食べられる太さであった。

むしろ、食べている感覚としては冷やし中華よりも冷製パスタに近いので、

やや太めのパスタを食べていると思えば全く違和感がなかったのかなと思う。

 

さて、紹介すべきトッピングが多すぎるわけだが、

まずはメインの炙り帆立から。

とにかく香ばしくて最高。

そしてスープにも麺にもよく合う。

食べている最中に、

「『帆立ましまし』にしとけばよかった」と何度後悔したかわからない。

 

続いてレアチャーシュー

オマール海老ラーメンで乗っていたものと同じかもしれないが、

相変わらず生ハムライクで非常に美味しかった。

冷やしに入れると、ますますサラダに入っている生ハム感が強い。

 

続いては野菜たち。

トマト、黄色ズッキーニ、クルミ、バジル、ラズベリー、アスパラなど多種多様。

 

トマトは薄くスライスされていて、バジルと共に味の中核を担っている印象。

 

そこに、ラズベリーの甘酸っぱいアクセントがたまらない。

 

黄色ズッキーニは普段食べ慣れていないが、

全然クセが無くて、非常にみずみずしい感じ。

ズッキーニは炒めるものという先入観があったが、

生でもこんなに美味しいんだ、というのは新しい発見であった。

 

クルミは食感のアクセントとしても、非常にいい働きをしていて、

味がまろやかなので、酸味のあるスープとも愛書抜群。

 

面白かったのはアスパラ

縦方向に非常に薄くスライスされているこの形状は初めて見た。

食感はサクサクというかパリパリというか独特の食感。

 

追加したバケットと、付け合わせのバジルソース

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まず、バケットは絶品。絶対に追加注文すべき。

今回はツイッターの宣伝に従って正解だった。

60円という驚きの価格、正直安すぎる。

本場フランス流なのか、固めのフランスパンであり、

スープや後述のソースをつけて食べると非常に美味しい。

これは、海老ラーメンの時に頼んでおけばよかったーと激しく後悔。

 

隣には味変用のバジルソース

これが、贔屓目なしに最高である。

途中から味変として麵や具にかけて食べるのだが、

ニンニクの効いたバジルマヨネーズソースがスープによりいっそうコクと旨味を与えるため、

全体的にガラッと味が変わって、バジル強めの冷製ジェノベーゼっぽい感じになる。

もちろん、メインのホタテにもこのソースは抜群に合うし、

ラズベリーのアクセントもソースに負けずに相変わらず効いている。

 

↓ソースをつけたときの写真

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バケットに具をのせてソースをつけて食べるのもひとつの手

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いろいろな食べ方で楽しんでいるうちに、

海老ラーメンを食べていた隣のお客さんが、チーズリゾットの段階に。

 

ここで、一つ思い出す。

「あ、『チーズ削り』オプションがあるじゃん。」

 

ということで、

店員さんがチーズ削り器を運んできたときに、

条件反射的に追加注文をしてみた。

↓チーズ削り後

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見事なチーズの富士山。

チーズ好きにはたまらない光景である。

温かいメニューではないので、チーズがとろけることはないのだが、

トマト、バジル、オリーブオイルにチーズが合わないわけがない。

 

ということで、

海老丸さんの限定メニューは初めてだったが、

まさにフレンチと冷やし中華の見事すぎる融合であった。

一流のフレンチレストランで出てくるようなメニューを、

1000円前後という圧倒的なコスパで食べられるというのは本当にありがたい。

 

なお、このメニューは8/2までということで、あと2日で終了してしまうらしい。

チャンスのある方はぜひ行ってみてはいかがだろうか。