腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

415. 廣島中華そば@我馬(広島駅):広島でのラーメンの締めくくりにふさわしい一杯!

前回記事からの続き。

広島出張最終日である。

土産選びが終わり、バスまで残り1時間となったところから、話は始まる。

 

広島土産を選んでいる時に気づいたのが、「つけ麺」系の土産の多さである。

全然知らなかったのだが、広島は今つけ麺ブームがきているらしく、つけ麺用のタレと麺のセットが大量に売られていたのだ。

 

これは食べなければ…と思い、駅ナカのつけ麺屋を探す。

 

すると見つけたのは「ばくだん屋」さん。

迷わず店の暖簾を潜ろうとしたのだが、

漂ってきた刺激的な香りに嫌な予感がしたので、一旦回れ右。

すぐ横のソファに腰掛けて一旦落ち着き、食べログの評判を見てみることにした。

この判断は大正解だった。 

出てきた写真がこちらである。

 

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唐辛子まみれ。

これは食べられない。

 

前日にスジぽんで痛い目に遭っていたので、学習したというべきなのだろうか。

唐辛子の嵐から腸を守ることに成功した。

 

ということで、つけ麺は諦めることにしたのだが、

もう食べる気マンマンだったので、何かを食べないと気が済まない。

そして見つけたのがタイトルにある「我馬(がば)」さんである。

まさに救世主。

 

廣島中華そば

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屋台風のお店に入るとそこは観光の外国人だらけ。

どうやら初日らしく、ガイドさん的な人が必死で広島名所の解説をしている。

初日の到着早々の食事がいきなりラーメンというのはいかがなものかと思うが、

そんな中ラーメンが着丼。

 

スープはあっさり系の豚骨醤油。

412回の「幻のラーメン亭※」でも、あっさり系の豚骨醤油スープにもやしという組み合わせであったように、これが広島のスタンダードなのだろう。

 

麺は極細麺で、博多豚骨系の麺に近い。

それもそのはず、我馬さんは他の店舗では一風堂チックな豚骨ラーメンを出しているとのことで、たしかに豚骨スープの質は高かった。

 

背脂はのっておらず、スープ上層の油分も少ないので、かなりサッパリ。

2食目でありながらも、スープがそんなにしつこくないのでスルスル入ってしまうので、〆のラーメンとしての適性は高いのではないかと思う。

ただ、これが1食目だったとしたらと考えると役不足感は否めない。

「ホームランラーメン」という名の全部乗せもあったので、1食目ならそちらかなというところ。

 

ということで、つけ麺が食べられないという悲劇には見舞われたものの、

麺を食べたいという欲求はなんとか解消し、空港へのバスへと乗り込んだ。

激務&満腹により、帰りの飛行機は全寝だったことはいうまでもない。

 

ということで、長かった広島出張もようやく終わり。

つけ麺を食べられなかったのは残念だったが、グルメ的には満足な旅行出張であった。