腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

403. 生牡蠣@牡蠣入レ時(品川):量より質の牡蠣づくし!

「牡蠣を食べたい」という人が居たらまず薦めたいお店がこちら。

前から行きたいとは思っていたのだが、ようやくチャンスがあり行くことができた。

 

自分は品川しか知らなかったのだが、

最近増えているらしく、池袋、新宿、中目黒、自由が丘、茅場町などにも支店があるらしい。

 

予算としてはひとり4000-5000円程度を覚悟しなければならないので若干高めなのだが、

個人的には牡蠣は量より質を重視したいと思っているので、安さがウリの食べ放題系オイスターバーに行くよりは有意義だと思っている。(もちろん食べ放題で美味しい店もあるが…)

 

メニューとしては、「生」「焼」「煮」「フライ」「オイル漬け」など多種多様。

風変わりなものも頼んでみたかったが、今回は初めてなので比較的オーソドックスなものを注文することにした。

 

全体的には和食寄りなので、合わせるなら断然日本酒。

メニューにも日本酒だけでかなりの種類が用意されていた。

 

ということで、早速料理の紹介。まずは生牡蠣から。

 

生牡蠣(岩手と北海道)

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左手の大きい方が岩手産。

右手の小さい方が北海道産。

牡蠣の種類までは残念ながら忘れてしまった。

今回はお店のオススメを注文したが、5種類くらいの中から選ぶことができたので、

次回は牡蠣の種類を調べてから注文したいと思う。

 

まず、大きい方の岩手の牡蠣は、いわゆるさっぱり系で、

口の中にふわっと広がる磯の香りを楽しむタイプ。

これだけ大きいのに飽きを全く感じさせない。

日本酒(とくに冷酒)との相性はこちらの方が良いかもしれない。

 

一方で、小さい方の北海道の牡蠣はクリーミー系。

これまでに食べたことのないクリーミーさで、思わず口からあふれ出しそうになった。

海のミルクと呼ばれるのも納得。

白子に匹敵するほどのクリーミーさであった。

今回は日本酒と一緒に食べたが、こちらは白ワインの方が合うかもしれない。

 

焼き牡蛎

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こちらも2種類の焼き牡蠣。

産地までは忘れてしまったが、さっぱり系とクリーミー系の2種類。

焼きは焼きで美味しい。

塩焼きだったので、日本酒との相性が抜群だった。

バター焼きもできるようだったので、バター醤油焼きで白ワインと食べても美味しいかもしれない。

 

いくらたっぷりだし巻き

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今回頼んだ唯一の牡蠣じゃないメニュー。

写真が湯気で曇っていることからもわかるように超絶アツアツで提供される。

個人的に出汁巻きはあったかい方が好みなので、このサービスは嬉しかった。

それに、このサイズといい、大根おろしといくらがたっぷり乗っていることといい、コストパフォーマンスは抜群である。

 

カキフライ いぶりがっこタルタル

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ここで普段は禁じている揚げ物を注文。

定番中の定番なので、当然ながら美味しい。

子供の頃に食べていた某弁当チェーンのものもそれはそれで美味しかったが、さすがに格が違った。

衣が油なので、中身の牡蠣はさっぱり系の物が使用されている。

特製の「いぶりがっこタルタル」がなんとも絶妙。

衣のサクサク感、いぶりがっこのコリコリ感、カキのトロトロ感など、独特の食感が同時にいくつも楽しめるメニューであった。 

 

牡蛎のオイル漬け

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日によってはお通しで出てくるというこのオイル漬け。この日は中盤に頼んだので、良い酒のアテになった。

 

ローストビーフ軍艦(牡蛎のせ)

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もちろん〆も牡蠣である。

他に牡蠣メシや牡蠣茶漬けなどもあったのだが、お腹の空き具合を考慮してこちらを選択。

 

牛肉と牡蠣は個性が強すぎてぶつかってしまうような気もしたが、食べてみたら意外と合う。

ローストビーフの味付けがやや控えめになっているからか、牡蠣の旨味と牛肉の旨味がちょうど交互にやってくるぐらいの絶妙なバランスであった。

 

ということで、

最初から最後まで牡蠣尽くし。

それでも全然飽きが来ないのは凄いと思った。

きっと各料理に最適な牡蠣がチョイスされているからなのだろう。

 

牡蠣にも産地や種別などにより様々な特徴があることが今回分かったので、

次回はそのあたりをもう少し予習してから行きたいと思う。