ゼノブレイド2第9話感想
(ネタバレ回避スクロール)
アーケディアとイーラとの三つ巴の闘いが始まる。
イーラ側ではサタヒコがひとり、モノケロスに残り、戦闘体型に変形。
500年前に実験体にされた難民の生き残りだったことがわかる。
しかし、サタヒコ1人ではアーケディア軍および操られたアルスたちに押されてジリ貧になってしまう。
そこで、アーケディアの魔力増幅塔を破壊することを思いついた一行は作戦を開始。
レックスとヒカリのふたりをハナがギリギリまで飛んで運ぶと、
覚醒ホムラの物理法則書き換え&セイレーンの重粒子線砲により、アーケディアの増幅塔をすべて破壊。
これによりマルベーニはアルスたちのコントロールを失い、アルスたちは正常に戻った。
↑この時の戦闘シーンが熱い熱い。BGMはもちろんCounter attack。
そして、アルスの指揮権を失い弱ったマルベーニだったが、最後に力を振り絞って反撃。
またしてもピンチに陥るが、そこで立ちはだかったのはサタヒコ。
「シンを頼んだぞ」
と言い残し、自爆によりアーケディアをアルスごと破壊。
どうやら、レックス一行から、500年前のパーティのことを思い出したらしく、シンのことを任せようという気になったらしい。
黄金の国イーラをプレイしてからこのシーンを見ると、なお感慨深いものがある。
↑このサタヒコの雄姿は、敵だったことを忘れさせるカッコよさであった。
サタヒコに助けられたレックス一行は、世界樹の頂上へと向かう。
頂上の一個手前の部屋で待ち構えていたシン。
メツを先に頂上へと送り、自分はレックスと話をしたかった模様。
シンとのラストバトルとなる。
激しい戦いの中、
お互いの想いに決着がつく。
シンは、世界がモルスの地のようになってしまうのなら、いっそのこと滅んでしまえばよい、というメツの考えに乗った。
でもレックスはそうはさせないと言い切る。
その思いをブレイドをはじめ、誰かに引き継いでもらい、それを続けることで悲劇を繰り返させない。
レックスがそう宣言した矢先、シンの身体が限界に。
そこに、ヨシツネとベンケイが現れる。
ニアがシンの応急処置をし、一件落着かと思いきや、そこに現れたのは人ではない姿をしたマルベーニ。
シンとヨシツネとベンケイの出会いが回想にて明かされたのち、ヨシツネとベンケイが瞬殺されてしまう。
マルベーニとの最終決戦。
サウザンドテンタクルとかいう触手攻撃が非常にうざったいが、覚醒ホムラの前ではもはや敵ではない。
倒すと、上へと向かう扉を壊そうとしてくるが、それを防いだのはシン。
最後の力を振り絞ってマルベーニを絶対零度で滅ぼす。
力を使い果たしたシンは消えてしまう。
「メツを止めてくれ。」
それが最後のシンの願いであった。
最後に思い出したのは、メツと出会った日の雨であった。
ということで第9話はここまで。
いよいよ大詰め。
最強のキャラであったシンの過去が全て明らかになり、最後はすがすがしい顔で役目を果たして消えていった。
敵ながらあっぱれという言葉しか出てこない。
黄金の国イーラのストーリーを知ってから、このシンの最後を見ると印象がまた全然違ってくる。
とくに、シンがニアに言った言葉「悪くなかったろう、信じたドライバーのブレイドになることは。」が良かった。
シンも最後までラウラのことを信じ続けたのだろう。
早く最後までストーリーを知りたいという願望と同時に、あと1話で終わりになってしまうという寂しさが押し寄せるが、
次回はいよいよ最終話である。