腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

377. ゼノブレイド2感想:第7話 新たなる剣

ゼノブレイド2第7話感想。

 

 

(ネタバレ回避スクロール)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホムラが居なくなりレックスは絶望する。

2日間、誰の励ましも耳に入らず、完全に挫折。

ニア、カグツチ、ハナに殴られるも立ち直れない。(ここの女性陣の怒り方はそれぞれ個性が際立ってて面白かった)

そんな絶望の中、ルクスリア王から第3の剣の存在を聞かされ、希望を見出しなんとか復活。

 

第3の剣のありかは、じつはセイリュウが知っており、レックスの故郷の村は実は英雄アデルの村で、その墓の下に抜け道が。

エルピス霊洞の奥深くに隠したというので、それを取りに向かう。

(セイリュウさん、知ってるなら最初から言ってよ、とも思ったが…)

 

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(↑RPGではお決まりの隠し階段)

 

しかし、このエルピス霊洞が今作ナンバーワンと言っても過言ではない、嫌なダンジョンであった。

毒の沼や、蜘蛛の糸の上を歩くといった部分でも嫌なのだが、このダンジョン特有の必殺技制限がツラすぎる。

ブレイドを封印する力があるという設定から、ハナ以外の全てのブレイドの必殺技がレベル1までしか出せないという制限がかかるのだ。

このゲームのバトルシステムのひとつとして、属性玉コンボというものがある。

各属性のレベル3の必殺技を使うと、属性玉が敵に付与され、チェインアタックでそれを割ると大ダメージが与えられる。

これを利用して、たくさんの属性玉を敵に付与しておいて、一気に割って大ダメージ。というのが、強敵との基本的な戦い方なのだが、それが完全に封じられてしまうのは、非常につらい。

それに、これまで圧倒的な攻撃力でパーティを支えてきたホムラ/ヒカリが居ないので、完全に戦力不足。

 

また、ブレイドは力を封印されるということから、ブレイドの方々が皆辛そう。

とくにニア。

6章のイベントから、彼女がブレイドであることがプレイヤー側にはほぼ明らかなのだが、登場人物には隠しているので、非常につらそう。

そんな中、男気を魅せるジークはサイカに「ここで待っとけ」宣言。

しかし、実はそのジークもサイカのコアを半分もらって命をつなぎとめており、お互い様だったことが判明。

実際、レックスもコアで命をつなぎとめている存在なので、このパーティの中で唯一まともな人間はメレフだけであったということになる。

 

さらに進んで最深部までいくと、ニアの過去が明らかに。

グーラの領主の娘のブレイドであったが、娘が死んだことに耐えられなかった領主によって、彼女代わりとなるべくマンイーターにされたようである。

その後、領主のブレイドだったビャッコとともに放浪。

だが忌避とされたマンイーターであるため、アーケディア法王庁から狙われ、捕らえられてしまう。

そんな時にシンと出会い、救われたことがきっかけとなりイーラ加入することになったらしい。

その過去のために、ブレイドであることを隠してきたが、レックスからもっと自由になれと諭されたことで心境が変化し、ついに正体を明らかにする。

 

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ここからのイベント戦闘は非常に熱かった。

ブレイドとしてのニアはその圧倒的な回復力で戦闘でもイベントでも活躍。

とくに、ホムラ/ヒカリがいない間はレックスの主ブレイドとして大活躍だった。

 

最深部の影たちを倒すと、レックスは楽園らしき場所へ。

そこでレックスはアデルの精神と対話し、聖杯を守る意志が受け継がれた。

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第3の剣を入手。

しかし、入手したと思ったらすぐ消えてしまう。

それでも、剣に触れただけで何かパワーアップしたらしく、問題ないらしい。

ホムラ/ヒカリを助けに向かうことに。

次なる目的地、世界樹のふもとにある、モルスの断崖へ。

 

そこで待ち受けるシンとメツ。

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まず戦うのはメツ。

ホムラから情報を吸収して完全復活を果たした模様。

モルスの断崖の中腹で一行を待ち受けている。

メツの力は「消滅」。なんでも消し去ってしまう力を持っていた。

その逆の「再生」の力を持つニアによって、なんとか良い戦いに持ち込む。

なお、メツはなぜか「モナド」を持っており、敵の技名もすべて「ゼノブレイド」でシュルクが使用していた技である。

とくに「モナドサイクロン」「モナドバスター」は脅威でしかなく、「懐かし〜」なんて言っていたらあっという間に全滅である。

なんとか倒すと、イベント戦闘となり、「ニア」がメツの回復能力を暴走させて動きを鈍らせて谷底へ突き落すことに成功。

 

しかし、これはメツの演技だった。

メツはシンとともにモルスの断崖の終点で待ち受けており、再度戦うことに。

抜け殻となってしまったホムラは返してもらったものの、襲い掛かってきた2人の圧倒的な力の前になす術がない。

 

そのとき、ホムラとヒカリのふたりが語りかけてくる。

ホムラとヒカリが楽園に行く目的は、なんと「父様に自分を消してもらうため」だった。

それを聞いてもなお、レックスがふたりを受け入れる覚悟を決めたことを告げると、

ホムラ(ヒカリ)が覚醒。

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ホムラとヒカリの2人が一体となったような姿となり、第3の剣が出現。

レックスの服もアーマータイプにグレードアップ。

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覚醒ホムラは、戦闘中では属性コンボを自由に繰り出すことができ、その威力もこれまでとはケタ違い。

設定的には、「望んだことが何でもできる」というものらしく、周囲の物理法則をも書き換えてしまうらしい。

何というチート。

ひとまずは、その圧倒的な力でシンとメツを退けることに成功。

 

しかし、メツが呼んだサーペントとセイレーンが激しい攻防を繰り広げた結果、 

2大デバイスの衝突にモルスの断崖は耐えられず、崩れ去ってしまう。

そして、全員奈落の底へ。

 

ここまでが7章。

ジークはブレイドイーター、ニアがマンイーターだったという衝撃の真実。

ホムラ/ヒカリが覚醒して危機は脱したものの、全員が奈落の底へ落ちていくという、2話連続のバッドエンド。

圧倒的な不安の中、第8章へと続く。