ニンテンドーswitchを買ってしまった。
目当てはこのゼノブレイド2。
前作の「ゼノブレイド」で大ハマりしてしまったこともあり(※別記事参照)、
発売当初から欲しいなーとは思ってはいたのだが、なかなかまとまった時間が取れず、買っても遊べないため買う気になれなかった。
しかし、GWが突如として暇になったことをキッカケに購入することに。
それからというもの、5月から6月にかけて約2ヶ月程度かけてじっくり遊んでクリアした。プレイ時間は約80時間くらい。
そして、9月には、その続編で前日譚(500年前)となる追加ダウンロードソフトの「黄金の国イーラ」が発売され、もちろん即買い。
10月から始めてゆっくりペースで遊んでようやく先日クリアした。
正直すぐさま2周目に入りたいところだが、今はいったん置いておき、あまり時間を置かずに感想を書いていきたいと思う。
今回はまずネタバレ無しで作品全体の紹介を。
(1)ストーリー
とにかく壮大。そして熱い。
常に物語にグイグイ引き込まれる。
後半の伏線回収も素晴らしい。
全10話と細切れになっているため、キリの良いところ(ゲームを中断できるところ)が分かりやすい。
…など、褒めればキリがない。
RPGにおいてストーリーを重視したい私にとっては、たまらない作品だった。
あえて不満をあげるならば、過去を知ってる人が沢山いるにもかかわらず、ストーリー進行のために「あえて黙っている」キャラが多い点、くらいだろうか。
その点により、どちらかというと前作の方が好きだが、差はほんのわずかである。
(2)フィールド
こちらも最高の一言。
前作よりもフィールドが広く、そして構造も多彩になっている。
ハードウェアが良くなっているだけあって、グラフィックが前作より格段に綺麗になっており、色使いも非常に鮮やか。
たとえばこんな感じ。
※軽くするため画素数落としているので伝わらないかもしれないが…。
Switchは携帯機としても使えるが、大きなディスプレイでのプレイをオススメする。
大きな画面で広大なフィールドを駆け回るのが本当に楽しくてしょうがない。
また、新要素としてフィールドアクションがある。
特定のスキルが身についてないと先に進めない仕組みのことで、予想外のところにいろんな仕掛けが隠されていて面白かったのだが、
スキルを取得するのに様々な条件をクリアしなければならず、なかなか大変だった。
まあストーリーを進めていれば自然と突破できるようになるものも多いので、そこまでストレスというほどでもなかったが、もう少し条件は甘くても良いかなと思った。
(3)バトル
今作では、操作キャラ(ドライバー)とサポートキャラ(ブレイド)の2人1組×3チーム計6人で戦うことになる。
人数が多いこともあって戦闘中はなかなか忙しく(騒がしく)なるのだが、大勢で強敵に立ち向かっていくのはとにかく楽しい。
キャラの役割分担が大事であるのは前作同様だが、強敵を倒すための大きなポイントとなるのが、「コンボ」である。
ドライバーコンボとブレイドコンボという2種類のコンボがあり、ブレイドコンボには「属性」という概念が入り、より複雑になった。
一見とっつきづらい複雑なシステムだが、ひと山越えて理解してしまえば、様々な戦略を考えることができるため、すごく楽しい。
そのひと山を越えるまでに結構時間がかかるというのが唯一の難点かもしれない。
理解して使いこなすことができれば、10〜20レベル高い敵でも撃破できるようになるという部分では、前作よりも戦い甲斐があると思う。
また今作では、キャラ(ブレイド)はストーリーで加入するキャラと、いわゆるガチャ的にランダムで加入するキャラがいる。
キャラによって、あらかじめ攻撃、防御、回復というタイプが一目でわかるのは非常にありがたいのだが、
強いキャラと弱いキャラの差が激しく、ガチャの運によって難易度が大きく変化してしまうのは、ちょっと残念なところ。
なお、総キャラ数は100以上。コレクターにとってはたまらないだろう。(私は時間なかったのでハマらなかったが)
(4)BGM
ネタバレになってしまうので、詳細は各章で述べるが、今回も名曲揃いである。
バトル曲、フィールド曲、どれをとってもハズレ無し。
クロノトリガー・クロノクロスのBGM作曲家でもある光田康典さんや、前作ゼノブレイドの名曲「名を冠する者達」「ガウル平原」などを担当したACEさんが今回もメイン担当として参加しており、まさに最強の布陣である。
今回のBGMで特に好きなのは「さらに名を冠する者たち」「counter attack」「赤土を駆け抜けて」「インヴィディア」「楽園」。
5曲に選ぶのもしんどいくらい名曲が多かった。サントラ欲しいなぁ。
(5)システム、その他
多くてやりきれないほどのサブクエスト、ミニゲーム(2章感想で紹介)、傭兵団など、メインストーリー以外にも非常に多くの楽しめる要素があり、ボリューム満点。
成長システムについても、パラメータが多彩でどこから育てるべきかを考えるのが楽しいし、成長によって戦い方も変わってくるので、育て甲斐がある。
また、収集系は大変だがやりがいがあるものが多く、とくに「料理」に関してはなかなか骨が折れた。それでもやり遂げた時の達成感はなかなか心地よかった。
まとめると
・熱くて壮大なストーリー
・綺麗で鮮やかな超広大フィールド
・複雑だが面白いバトル
・秀逸なBGM
・オマケ要素、やりこみ要素も豊富
ということで、switchを持っていて、やりがいのあるRPGが好きなら、まず買うべきソフトである。
次回からは各章の感想をネタバレ全開で書いていこうと思う。
(※前作)