腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

353. 特製中華そば@麦と麺助(大阪:中津):厳選素材に彩られた豪華絢爛な醤油ラーメン!行列も納得のクオリティに大満足!

先日大阪に旅行する機会があったので、その際に訪ねた店。

大阪で大人気のラーメン屋「燃えよ麺助」に行こうとしていたのだが、

たまたま宿泊するホテルの近くにその2号店である「麦と麺助」があることを知って、急遽こちらに行ってみることにした。

 

並んでいる際に渡されたメニューに載っていたメニューは3種。

・中華そば

・いりこそば

・つけそば

しかしながら、つけそばはComing soonとなっていた。

また、いりこそばは「数量限定」となっており、時間が13時を過ぎていたので、もうなくなっているかなーと予想しつつ行列に並んでいた。

3人で行ったので、誰か一人だけでもいりこそば注文できるといいなー、なんて思っていたのだが、

願いもむなしく、いりこそばは売り切れだった。

ツイッター情報によると、12時半には売り切れてしまうらしい)

ということで今回頼んだのは「中華そば」の特製バージョンである。

 

特製中華そば 1200円

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見た目からして豪華絢爛である。

 

まずはスープから。

強烈な鶏の旨味に加えて、醤油ダレの独特の甘味がたまらない。

大阪は出汁文化ときいていたが、思ったより醤油ダレが強めであるが、

塩気が少ないのはさすが関西風ということなのだろうか。

また、このスープにはことごとく厳選素材が使われている。

福知山市「岡本ファーム」の「京地どり」の丸鶏をメインに、様々な地鶏がブレンドされているらしく、鶏の旨味がここまで強烈なのも納得である。

醤油ダレには、和歌山の杉樽仕込み3年熟成醤油に各地の醤油をブレンドして火入れ・熟成されているという。これが独特の甘味の秘密なのだろう。

 

麺は、スープとよく合うやや細めの麺で、やや硬めに茹でられており歯切れが良い。

「スーパーはるゆたか」という厳選小麦を使用しているらしい。

 

メインの具である3種のチャーシューがまた格別である。

・豚肩レアチャーシュー

国産豚の肩ロースを塩で味付けして低温調理したもの。

こちらはしっとりして柔らかい食感が特徴的で、スープの熱で茹でられてしまう前に早めに食したいところ。2枚もついていてありがたい。

単純に肉の味を楽しみたいならこのチャーシュー。

 

・煮豚

これは特製orチャーシュー増しを選んだ人のみについてくるとのことだが、

個人的には最も美味しく感じた。

なんとイベリコ豚を使用しており、そのバラ肉を圧力鍋でじっくりと煮込んでいるとのこと。

タレのしみこみ具合やホロホロ感は完璧であり、それでいて肉の味もちゃんと残っているのがなんとも素晴らしい。

また、提供される直前に焼かれるので、程よく香ばしさもプラスされるのがうれしい。

 

・モモ焼豚

国産豚のモモ肉を醤油ダレに漬けて焼き上げた逸品。

こちらはややレア気味なのだが、しっかり肉にタレの味がついている。

上記2種のチャーシューの中間といったところだろうか。

ほどよいレア感とタレの味とを両方味わうことができ、焼かれているので香ばしさもあるというオールラウンダー感。

 

その他の具としては、メンマ、味玉、白髪ねぎなどがあるが、

どの具もしっかり仕込みがされているのが良くわかる。

 

ということで、

麺・スープ・具のどれをとってもこだわりぬかれていて、

全体としてのクオリティがものすごく高い一杯であった。高評価も納得である。

特製の場合、1200円とやや高めであるが、3種のチャーシューを味わえるというメリットが大きいので、初回訪問時はぜひ特製を注文してほしいところ。

 

次回はぜひ数量限定の「いりこそば」を食してみたい。