腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

352. 冷やしラーメン@IZASA(本郷三丁目):冷たい鶏白湯という希少な一杯!ビシソワーズのようなクリーミー感!

以前にも訪れたことがある、東大の目の前にある鶏白湯専門ラーメン屋。

 

※前回記事

kenshinkk.hatenablog.com

 

今回、つけ麺を目当てに、だいぶ久しぶりに訪ねてみたわけだが、

夏季限定で冷やしラーメンがあったのでそちらを注文してみた。 

冷やしラーメンというと醤油味のものがイメージされるが、ここは冷やしもしっかり「鶏白湯」である。

 

・冷やしラーメン

f:id:kenshinkk:20180806012228j:image

中盛、750円。(中盛まで無料)

 

特徴的なのは限りなく真っ白なスープ。

冷やしにもかかわらず圧倒的なクリーミー感。

まるでビシソワーズのよう。

通常のラーメンのどろりとした鶏白湯スープのガツンとした旨味はそのままに、

キリっと冷やされているのは見事としか言いようがない。

ここに付け合わせのレモンを絞って酸味をプラスすると、

旨味はそのままに後味がすっきり爽やかになる。

このあたりの全体のバランスは本当に素晴らしい。

また、冷やしだと、途中から脂が分離して浮いてくる事が多いが、

このスープに関しては完全に脂が乳化しており、ほとんど浮いてこないのは本当に凄いと思う。

 

そのスープに合わせている麺は、

こちらもきっちり冷やされていて、しっかりした歯ごたえがある中太麺。

スープの味が濃いので、これくらいの太さが丁度よく感じる。

 

その他、トッピングは以下の通り。

 

・鶏むね肉チャーシュー

→きっちり冷やされているにもかかわらず、すぐ噛み切れるほど柔らかい。普通に鶏を茹でて冷やしておくと固くなってしまうが、どうやって管理しているのだろうか。非常に興味がある。

 

・姫竹の子

→やや硬めだが、その方が冷やしに合っていると思う。


オカヒジキ

→シャキシャキした独特な食感。スープによく合う。


・フライドオニオン

→個人的には隠れMVPだと思う。鶏スープとフライドオニオンの香ばしさとレモンの酸味は相性抜群。それなりに量も多く入っているのがうれしい。

 

ということで、

濃厚鶏白湯の「冷やし」という、希少価値の高い逸品であった。

暑いうちにもう一回くらい食べに行きたいと思う。