腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

341. 肉せいろ@角萬(入谷):休日しか食べられない激レア蕎麦!

営業時間は1週間でたった6時間。

それも土日の11〜14時のみであり、平日に一切営業していない。

それでも土日はいつも満員となっている、まさに知る人ぞ知る老舗の名店である。

 

結構前から入谷にあるような気がするのだが、

食べログの口コミによると四谷の方から移転してきたお店らしい。

 

メニューはシンプルなものが多く、ざるそば、おろしそば、辛味大根そば、とろろそば、肉南蛮、カレー南蛮、卵とじなど。

今時にしては珍しく、天ぷら系は一切ない。

3時間だけの営業のために油を準備するのはきっと大変なのだろう。

私は天ぷらに興味ないので問題ないが、後から入ってきた人は「天ざる」を頼もうとしていたらしく、わざわざ店の人に聞くほど天ぷらがない事に驚いていた。

 

周りを見回すと肉系を頼んでいる人が多かったのと、つけ麺タイプのメニューが食べたかったので、「肉せいろ」を選択した。

 

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肉せいろ900円

 

やや太めの麺はゴワゴワ感がたまらない。

うどんでこの歯ごたえは出ない。

蕎麦食ってるなーという感じ。

これで細麺というから、太麺はどれだけの歯ごたえなのだろうか。

 

つゆは歯ごたえのある麺に抜群に合う、出汁が効いた濃いめのつゆ。

肉の旨味も効いていて、やや甘め。

つゆがおいしいと自然と箸が進むスピードが速くなる。

 

肉は蕎麦の具として入る肉としては、かなり厚くてジューシー。

ロース肉で脂身と赤身のバランスも良い。

長ネギとつゆとの相性も抜群。

また、肉もネギもだが、それなりに量を入れてくれているのは嬉しい。

終盤まで肉とネギと蕎麦という3点セットで食べ続けられるというのは魅力的。

 

こういった和風な蕎麦屋にしては、ジャンキーなメニューなのかもしれないが、いわゆるラーメン屋のつけ麺で慣れている自分にとっては、ちょうど良いと感じるバランスであった。

 

温と冷と両方ある肉南蛮は太麺らしいので、次回はそちらに挑戦してみたい。