腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎持ちの筆者が、病状が悪化してでも食べたいと思う逸品(主に麺類)を思いつくままに紹介するブログです。

322. 浅蜊白湯つけそば@潮くろ㐂(秋葉原)

今回は土曜日の訪問だったのだが、貝のつけ麺を食べることができた。

おそらく前回記事※で書いた金曜日の潮くろ㐂にて浅蜊が余ったために土曜日にも引き続き登場したということなのだろう。

限定13食だったので、普段金曜日に行けない自分としては非常にラッキーであった。

 

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浅蜊白湯つけそば1500円

 

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つけ汁はこちら。

 

まず、特筆すべきは浅蜊のつけ汁。

浅蜊だけでこんなに濃いスープは正直初めてであり、それだけでまず感動。寿司屋などで出てくる浅蜊の味噌汁よりも浅蜊感が断然強かった。

そこに、表面で膜を張っているオリーブオイルの風味と、ローストトマトの爽やかな酸味が加わり、イタリアン的なアレンジとなっている。

そして、今回の麺は小麦の香りが強く、モチモチ感強めでかなりパスタ寄りであった。

ここで、具をひとつひとつ考えていくと、浅蜊、オリーブオイル、トマト、パスタ…、まるでボンゴレロッソのパスタではないか。

それを厳選素材でやっているわけだから、どおりでおいしいわけである。

 

また、麺の上の色鮮やかな野菜たちも素晴らしい。

黄色人参、紫人参といった普段食べ慣れていない京野菜あったが、どちらも柔らかく煮てあり、自然な甘さがたまらない。

季節の野菜である菜の花のおひたしは、ほのかな苦味もあるが、基本的にはさっぱりした味なので、つけ麺の合間に食べるとちょうど良い。

そして、なんと言っても、大量に乗っている白菜の浅漬けが素晴らしかった。そのままで食べてもほのかな塩気がちょうど良いところであり、シャキシャキ感も心地よい。

それをつけ麺と一緒に食べると、ビフォーアフター的に「なんということでしょう」と言いたくなるほどの相性の良さである。

 

そして、シメはトマトベースの昆布出汁という、これまたすごいスープ割りである。スープは完全に赤く染まり、多少塩気が緩和される。

トマトの甘味と酸味が浅蜊スープと合うのはもちろんのこと、昆布出汁が非常に優しく全体をまとめてあげている。

もちろん最後の一滴まで飲んでしまった。

 

ということで、浅蜊のつけ麺というのは初めてだったが、貝の濃厚系というジャンルに新たな可能性を感じる一杯であった。

 

※前回記事 

kenshinkk.hatenablog.com