腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

316. ラうどん@ラーメンヤスオ(南新宿):インパクト満点!家系と二郎系のいいとこどり!

ラーメンとうどんの中間で「ラうどん」というなんともユニークな名前の一杯を出すお店。

 

南新宿という聞きなれない駅名は、小田急線で新宿の次の駅。

あのあたりの駅はだいたい通過してすぐに代々木上原に行ってしまうので印象には残っておらず、今回初めてその存在を認識した駅と行っても過言ではない。

この店はそんな南新宿駅のすぐ近くにあるのだが、代々木駅からも十分徒歩圏内である。

店に入ると出てくるのはラーメン二郎でおなじみのプラスチックの食券が出てくる販売機。

どことなく二郎に似ているなあという印象はこの時から感じていた。

時期によっては細麺やつけ麺などもあるようだが、この時は「ラうどん」だけであったので、素直に「ラうどん」を注文。

 

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ラうどん(並)800円 

 

もう見た目からして唯一無二感が半端ではない。

トッピングは

・チャーシュー→豚で脂身は少なめだが絶品

・ほうれん草

・にんにく

・しょうが

・海苔

・唐辛子

・背脂

という、家系と二郎系のいいとこどりのようなトッピング。

自分としては唐辛子を少なめにしたかったが、残念ながらできず。

ニンニクと生姜は事前申告で調整可能である。

 

しかし、豪快な見た目に反して、スープに豚骨は使われておらず、

スープは魚介と鶏ガラがベースで、そこに濃口醤油を効かせてパンチのある味に仕上げているとのこと。

豚骨なしなのに、インパクトのある味になっているのは、醤油の強さと、にんにく&生姜のハーモニーがなせる業なのだろうか。

完全にジャンルとしては二郎系の味になっている。

でも、豚骨が無い分、食べ終わりがスッキリしているのはありがたい。

 

また、パンチのあるスープに負けない自家製のモチモチ極太麺が素晴らしい。

太いといっても、ただ太いだけではなく、あえて太さを変えた3種にしており、

「1/fの揺らぎによって食べる人に癒しを与えて、飽きさせない」という効果があるらしい(雑誌情報)。

 

まとめると、独特なモチモチ極太麺+しつこくない二郎系といったところか。

食べ応え十分で、唯一無二な一杯であった。

 

ちなみに、唐辛子と背脂ということで、食べてはいけないものを2種も摂取していたので、これを食べてからしばらく節制生活を送っていたのは言うまでもない。

  

なお、デカ盛りの「ヤスじろう」という完全に二郎系に特化したメニューもあるらしい。そちらを食べるのはやめておこう…。

いつか、今回食べられなかった細麺の「ラそば」を食べに行きたいと思う。