腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

314. 味噌ラーメン・江戸甘味噌銀鮭絞り@五ノ神水産(神田):鮭×味噌という和食では定番の組み合わせはラーメンでも最高だった!

2016年の冬に食した一杯。

銀鱈を食べに来たのだが、

期間限定でしかも「味噌」ときたらもう頼むしかなかった。

 

味噌ラーメン・江戸甘味噌銀鮭絞り 900円

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いつもどおり「絞り」が入った美味しそうな独特ネーミング。

その名の通り、鮭が大量に絞られた濃厚スープは、まるで鮭のポタージュのよう。

最初の一口から鮭の濃厚な味と香りとが炸裂。

鮭好きの人でないと絶対に無理な鮭濃度である。

そこに味噌のコクが入って素晴らしいバランス。

鮭に塩分があるので、普通の味噌でなくて甘味噌が使われているのも納得。

最初、鮭と味噌ラーメンは本当に合うのかという疑問があったが、

よくよく考えたら、鮭の西京味噌漬けは定番で美味しいうえ、

石狩鍋は鮭に味噌スープが一般的なので、実は昔からよくある組み合わせだったのだ。

ただ、ラーメンであることを除いては。

なので今回、ラーメン×鮭という組み合わせの美味しさに気付けたのは良かった。

 

また、濃厚スープの合間に食べる付け合わせの「春菊」が

絶妙なアクセントとなっている。

春菊は癖があるので単独ではそこまで美味しく感じないが、

濃厚スープと合わせると不思議と急に存在感を増す不思議な野菜である。

 

チャーシューは銀鱈絞りと同じくジューシーな鶏モモ。

濃厚スープに負けないインパクトがあって食べごたえは十分。

他は、いつもどおりの三角形のメンマ。 

 

ということで、銀鱈絞りもそうであったが、

ここでしか食べられないまさにオンリーワンの味であった。

今年の冬はタイミングが悪く、ありつけなかったのがショック。

なお、食べログによると、

年に1度くらいは「江戸甘味噌」が外れて

焼き鮭絞り」となって登場しているらしく、

この江戸甘味噌バージョンはもう食べられないかもしれない。

ひとまず、来年は食べられるように

お店の公式ツイッターはこまめにチェックしようと思う。