自転車が盗まれてしまった。
鍵をかけて自宅前に置いといただけなのに。
買ったのは2年前。
価格は29800円。
6段変速機能付きのシティサイクル。
なかなか乗りやすかっただけに、想像以上にショックが大きかった。
ほぼ週末しか使っておらず、
今回、2週間ぶりに使おうとしたらなくなっていることに気付いたので、
最後に使った日の記憶が正直に言うと曖昧である。
仕事のあった日は自転車は使わないし、
休日のwebの閲覧履歴や、携帯に残っている写真などから、
当日の行動を思い返し、自分が立ち寄った可能性がある場所はすべて見て回った。
図書館、接骨院、スーパー、交差点、向かいのホーム、路地裏の窓、
こんなとこにいるはずもないのに。
念のため、歩いて30分かかる放置自転車回収施設にも行ってみたが、
そこにも届いていなかった。
そうなってくると、もう被害届を出すしかないということで、
自転車を買った時の防犯登録票を持って警察署に向かった。
取調室に初めて入り、
刑事さんからの取り調べを受けたわけだが、
前述の通り、2週間前の出来事なので、
時刻が正確でなく、自分で話していて怪しいところばかりである。
もちろん、そういった記憶があいまいなところへの追及は非常に厳しい。
正直、何度謝ったかわからないほど謝っていた。
冤罪なのに追い詰められて嘘の自白をしてしまう人の気持ちが少しわかった気がした。
そして、証言をし終わると、
いよいよ被害届を書くわけだが、最後に印鑑が必要。
持ってきていないと拇印を押すことになる。
これは正直ミスった。
警察に指紋データが残るってのはなんとなく嫌な感じがする。
(ドラマや推理小説の読みすぎだろうか…)
ということで、
自転車が盗まれた時は、
・防犯登録票
・身分証明書
・印鑑
の3種を持って警察署に行くことをお勧めする。
とはいえ、盗まれないことがベストなので、
防犯をしっかりすべきであった。
鍵は切断されてしまったのだろうか。
次に自転車を買った時は気を付けよう。