腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

253. ひとりサイゼリア:たった1400円で大豪遊!

仕事が遅くまであった日は、夕食の場所に困る。

上野近辺は、もちろん遅くまでやってる定食屋もあるし、ラーメン屋もあるのだが、
そろそろ行き尽くしてきてしまった感がある。
まあ、1人で入りづらい店や居酒屋などまで含めれば、まだまだたくさんあるのだが、
食事処と言う意味では、行っていないところは少なくなってきてしまった。

そんな中、そういえば食事処としても使える店があったのを思い出した。
そう、サイゼリアである。

もちろん学生時代は友人たちとかなりの頻度で行っていた。
行った時は決まってコスパ最強の「マグナム」ワイン。1080円で1.5リットル。
それでも「夜ご飯」をガッツリ食べる店としては使ったことが無く、
もうここ3〜4年入っていなかったのもあったので、試しにと言う意味合いも込めて入ってみたのである。

人生初のひとりサイゼリア
団体客が多いかと思いきや、同族もそれなりに多かった。
まあ彼らはドリンクバーで長時間粘る族だったのかもしれないが。

 

そして、頼んだのはこれらの品々。

f:id:kenshinkk:20171004163039j:image

アマトリチャーナ 499円

・ミラノ風ドリア 299円

・若鶏のグリル 499円

・グラスワイン赤 100円

 

これだけ頼んで約1400円という驚愕の安さ。

正直、調子に乗って頼みすぎた感があり、食べた後は苦しいレベルの量だった。

 

空腹に耐えきれずにアマトリチャーナは食べ始めてしまっているが、食べる前の写真はこちら。

f:id:kenshinkk:20171004163301j:image

アマトリチャーナというとトマトソースで玉ねぎとベーコンというイメージだったが、ここのはトマト自体は2切れほどはいっているものの、トマトソースではない。


どうもよく調べてみると、「ペコリーノ・ロマーノ」と呼ばれる羊のチーズと、パンチェッタが使われているパスタというのが元だったらしく、必ずしもトマトソースでなければならないわけではないらしい。

ということでここのアマトリチャーナは原形に近いアマトリチャーナということになる。

 

サイゼリアのパスタもいろいろ食べてきた方だが、シンプルながらかなり上位に入る味だと個人的には思っていて、「追いオリーブ」するとなお良い味になる。


 そして定番のこちら

f:id:kenshinkk:20171004164213j:image

なんだかいつもより焦げているが、ミラノ風ドリアである。

まず299円という信じられない安さを実現しているのが凄い。 

一体どこでコストダウンしているのだろうか。

メニュー表には、コクがあるのにキレが良い後味スッキリなホワイトソースと書かれている。

確かにその通り、濃厚でいながらもしつこくないソースであり、最後まで飽きがこない味になっている。

これが30年前からの人気No.1メニューの底力というところか。

 

そしてもう一品がこちら。

f:id:kenshinkk:20171004164645j:image

若鶏のグリル

完全に頼みすぎちゃったやーつ。

でも、499円でこれなら大満足である。

鳥はしっかりジューシーで、それなりの大きさもある。

上に乗っている野菜ソースがなかなかクセになる味。細かくみじん切りされたタマネギとニンニクが良い具合で、そこに醤油ベースのガルムソースをかけると肉の味を引き出す名脇役となる。

ちなみにこのソースも30年前の創業時から変わらない味らしい。

そう考えると創業者凄いなと思う。

 

ということで、久しぶりのサイゼリアでひとり宴会をしてしまった。

これだけ食べて飲んでこの値段というのは、満足度が高い。

周りがうるさくない席さえ確保できれば、たまには悪くないと思う。

新メニューがでたらまた行ってみようかな。