腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

237. しくじり先生感想(終活の向き合い方)

しくじり先生もいよいよ最終回。

凄く好きで見ていたが、終わってしまうのは残念。

 

今回はラス前ということで、オリラジ中田先生の授業。

バラエティ番組と人生を重ね合わせた「終活」に関する授業。

 

昨年祖父が亡くなって、父が色々と手配を大変そうにしていたので、

凄く身近な話に感じられた。

 

①遺言書

イメージとしては死ぬ間際に書くが、そうではなくて、元気なうちに書いておいて都度更新するものであるとのこと。

公的な機関で、公証遺言として書いておくのが良いらしい。そうすればデータがしっかり残るとのこと。

お金持ちがもめているイメージだが、もめるのはお金持ちに限らずどの家庭でも起こりうるから気を付けなければならない。

 

②葬式

これは祖父の葬式の時も大変だった。

まず、亡くなってから葬儀屋を決めるまでの時間はたった2時間しかない。

祖父の場合は、老人ホーム内だったので、不審死を疑われて警察も来た。

結局、警察と提携している葬儀屋を選んだが、病院と提携している葬儀屋もあるらしい。

相場がわからないので、選ぶ基準が無いから難しい。

葬式プランも「高い・普通・安い」とあるが、質素のやってくれと言われても親族の目もあるので、「安い」は選べない。

結局「普通」をつかまされることとなり、かなりの額になる。

死んだ本人の口座は遺産になるから、現金もすぐに引き出せない。

なんとかお金を集めて葬儀を行うが、食事だったり香典返しだったりお坊さんへのお金だったりで、いろいろと見積以上のお金がかかる。

そのときにもだいたい「高い・普通・安い」のプランが提供され、ほぼ確実に「真ん中」をつかまされるというパターン。

よくわからないうちに大量のお金を失っている。

本当に恐ろしいなと思った。

こうならないように、自分から積極的に葬式を計画するというのが正解らしい。

 

③墓

お墓こそが終活のラスボス。

祖父の場合は都内に墓を買ってあったので良かったが、

遠い人は大変である。

檀家との関連もあるし、墓の移転というのは意外と大変らしい。

 

墓の種類としては

・家墓

・納骨堂

・合同墓

・自然葬

があるとのこと。

都内の家墓は500万円以上はくだらないということなので、きついなーというところ。

葬式と墓だけで1000万円以上かかるなんて考えられない。死ぬにもお金が…。

 

そんな大変なのに「あなたと同じお墓には入りたくない」なんて言われたら、もう大変である。

それに、お墓を管理する人がいないとお墓を買っても入れないことがあるとのこと。

つまりは跡取りがいないとダメなのだ。

 

 

ということで、

死を恐れて遠ざけるのではなく、すぐそばにある現象だと考えて備えることで、生に感謝することができる。

という最後のメッセージにもあるように、事前の準備がとにかく大事だということを再認識した。

 

しくじり先生は面白い番組だったので、

またスペシャルかなんかで不定期でやってもらえるといいなーと、

個人的には思っている。