承前
211. 豚ロース味噌漬焼き定食(しんぱち食堂):この値段でこの分厚さ!?衝撃の高コスパに感動! - 腸壁を削って美味い物を食す
↑の記事にて、肉メニューを紹介したが、ここの店の真骨頂は魚である。
とにかく安い。
それでいてどのメニューも一定以上の美味しさがあり、コストパフォーマンスが非常に高いのが魅力。
大戸屋も焼き魚は美味しいが、やや高額になるのでなかなか注文できない。
なので、この店で7〜800円で炭火焼きの焼き魚定食が食べられるとなると、思わず通ってしまうというわけだ。
魚のメニューはたくさんあるが、その中でもピカイチなのがこちら。
サバみりん干し定食740円
なかなか一般的な定食屋では出てこない「みりん干し」をこの価格で食べさせてくれるというのは、もう感謝しかない。
しっかりみりんの甘めの味が付いていながら、そもそもの鯖の塩気もあるので、そのバランスが絶妙。
ご飯も良く進む。
また鯖も安定して良いものを使っており、シーズンを通して脂がのっている。
青魚の脂(DHA/EPA)はω3系という腸に良い脂なので積極的に摂取しており、この店は自分にとって格好の給油所といえる。
サバシリーズはこの店には3種ある。
・サバ文化干し定食 720円
文化干しとは、サバをセロファンで包んで冷風に当てて干したものである。見映えが良くなるらしい。
脂が良く乗っていて美味しいのは間違いないが、正直、普通の干物との味的な差はあまり感じなかった。
・サバ開き定食 800円
→NO IMAGE
開きということで、上記の半身が2枚分、つまり2倍量である。
明らかにご飯の量と釣り合っていないので、頼む時はご飯を大盛りにすることをオススメする。
味自体は、文化干しの方とあまり変わらないので、その日のお腹の空き具合でどちらを頼むか決めるのも良いかもしれない。
どれも美味しいが、サバシリーズの中ではこの「みりん干し」が個人的には1番好きである。
ということで、他の魚についてはまた次回以降に。