腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

202. 塩そば+和え玉@麺処 晴(入谷):煮干しの旨味をよりダイレクトに味わいたいなら醤油より塩!

前回に引き続き、近所の煮干しそばの名店について。

 

kenshinkk.hatenablog.com

 

 

煮干で塩というのは正直イメージが無かったのだが、

食べてみて初めて塩の方が人気が高い理由がわかった。

 

塩そば730円(+味玉100円) 

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見た目は中華そばとほぼ同じだが、スープの色が薄いので塩そばだとわかる。

 

一口食べた瞬間、広がる煮干の香りは、中華そば(醤油)のときよりも強烈。

塩気は全然キツくなく、優しい味。

かといって味が薄いわけではない。

煮干の味がよりダイレクトに感じられるため、

煮干自体の味を楽しみたい場合は中華そばよりも塩そばの方が良いかもしれない。

友人に勧める場合も、「騙されたと思って食べてみろ」と塩を勧めてみようと思う。

※煮干しが嫌いでなければ、だが。

 

醤油同様、薬味のネギとチャーシューとスープの相性が抜群であり、

特に塩の場合はタマネギがいい仕事をしている。

 

ここで、前回出し渋っていた替え玉について紹介する。

ここの店の替え玉は2種類ある。

・替え玉(100円)

・和え玉(200円)

 

替え玉は普通に麺だけなのだが、

ここの店独特のメニューとして「和え玉」がある。

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ざっくりいうと替え玉の麺をタレで和えたものである。

サービスでネギ2種と短冊切りのチャーシューが少し乗っているので、

実はそのままで油そば的な感覚で食べても美味しい。

タレの味は醤油と塩から選ぶことができ、

最初の1杯目でどちらの味を頼んでいようと、どちらの味も選ぶことができる。

まあ、同じ味を選んでおいた方が無難だが。

 

もちろん、スープに入れて食べても美味しい。

ちゃんとタレがかかっているため薄くなるという心配は一切不要であり、

具も付いているから、後半麺だけになって飽きるということが無いのが嬉しい。

 

ただ、元のスープと和え玉のタレと全部入ってしまうと、

個人的には若干しょっぱくなってしまう気はする。

なので、タレがあまりかかってない部分をスープに入れて、

下の方にたまったぶんを使って混ぜそば的に食べるといった工夫を覚えた。

 

そういうわけで、ここの店では「塩そば+和え玉」が一番のオススメである。

次回は限定メニューについて。