腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎持ちの筆者が、病状が悪化してでも食べたいと思う逸品(主に麺類)を思いつくままに紹介するブログです。

116. 上海上空より

中国出張関連では、一旦最後の投稿にしようと思う。

 

今回の出張では、飛行機は窓側に座っていた。

普段はトイレに近くなるように通路側に座るが、忘れていてたまたま窓側になってしまっていた。

フライトは3時間程度なので大丈夫だろうと思ってはいたのもあって、席交換もしなかった。

すると、上海上空からの眺めで色々と思うことがあった。

 

まず、建造物について。

着陸寸前に気付いて衝撃を受けたのだが、一区画の建物がみんな同じ形や色をしているのだ。

もちろん例外はあるけど、区画ごとにあまりにも同じすぎて、びっくりした。

日本でも団地はあるけど、その比ではない。

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この写真でもほとんどがそうなっている。

おそらく、一区画ごとにまとめていっぺんに建てることで、コストを安くしているのだろうけど、中国の方は個性やデザインは全く重要視していないのだということを実感した。

それは医療機器にも共通することで、「デザインは二の次、最低限の機能がついていて、とにかく安く」というものがよく売れるらしい。

そりゃうちの機械は日本人向けにデザインや性能重視で作ってるわけだから、中国人にとっては「高くてとても買えない」というのは納得である。

これまで、「中国のもの=安かろう悪かろう」というイメージだったが、そうではなくて、とにかくコストパフォーマンスを最重要視した結果だったと考えると納得がいった。

そういった客に刺さるような製品を開発していくのは、なかなか難しいなぁと正直思った。

 

次に、大地の平坦さである。

日本上空からの眺めには、必ず山の隆起がある。

しかし上海上空からの景色ではそれがほぼない。

ひたすら平らな大地が広がっているだけである。

もちろん重慶など、奥地にいけば話は別なのだろうけど、中国大陸の大きさを感じた。

また、残念ながら、万里の長城や大砂漠などは遠すぎて見ることができなかった。

 

そして最後に、東シナ海の大陸周辺部の汚さである。

これは帰りの飛行機で気づいたが、海が味噌汁のような色をしていた。

写真を撮っては居ないが、参考画像として、マップアプリの航空写真モードで中国周辺を表示した際のスクリーンショットを載せておく。

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この写真はまだ良い方で、実際に見たときはもっと茶色であった。

果たして、生き物は生息できているのだろうか。

でも、料理で魚やカニやエビが出てきたわけだから、全部輸入ってことはないと思う。

おそらく近海で獲れたものも使われいたのだと思うし、その近海がこんな色をしていたというのはかなりの衝撃であった。

だから魚介系はそこまで美味しくなかったんだということで、ある意味納得はしたけど。

 

原因は工場排水なのか、それとも下水処理方法が悪いのか、よくわからない。

水道水は飲まないでおいて本当に良かったということと、今後中国産の海産物には注意しようと改めて決意したのであった。