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腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎持ちの筆者が、病状が悪化してでも食べたいと思う逸品(主に麺類)を思いつくままに紹介するブログです。

108. ブレイブリーデフォルト

3DSRPGの名作。

 

友人の結婚式の2次会で3DSの本体が当たったため、

3DSでできるRPG何かないかなーと探していた時に出会った作品。

プレイ自体は約1年前。

 

ちなみに、自分がプレイしたのは「フォーザシークウェル」の方なので、「フライングフェアリー」のストーリーはそのままに色々な箇所が改善されたリメイク版であるらしい。(どおりで完成度が高いと思ったが)

 

結論としては、バトル、曲、ストーリーどれも素晴らしく、非の打ちどころがない作品。

強いて言えば、あまり3DSの特徴を活かし切れていない気がする…くらいだろうか。

とにかく遊んでいて面白かったので、かなりの時間使ってしまったのを覚えている。

古き良きRPGをやりたいなーという人には是非オススメしたい。

 

(1)バトル

ジョブシステムはFF5方式でメインジョブとアビリティを選択する。

アビリティはこれまでに習得したものから選べるので戦闘の幅が広い。

メインジョブによってコスチュームが変わるのもFFと同仕様。

魔法の体系も基本的にはFFと同系統。

ただ一つ違うのは、「ブレイブ」と「デフォルト」というコマンドの存在。

このシステムによってFFや他のRPGとの差別化を図っている。

BP(ブレイブポイント)があって、

BPがマイナスになるとそのターン動けない。

「ブレイブ」するとBPを1消費する代わりにそのターンに動ける回数が1回増える。

「デフォルト」すると、そのターン動けない代わりにBPが1増える。

BPは-3~+3までで、1ターンに動ける回数は最大4回まで。

ブレイブによるターンの前借もできる。

簡単に言うと、 

「デフォルト」で貯めて、 

「ブレイブ」で一気に行動するイメージ。

 

これによって、一気に戦略の幅が広がる。

例えば、物理攻撃タイプにずっとデフォルトさせてターンを貯めておいて、その間に補助タイプが攻撃力を上げたり敵の防御力を下げたりしておき、その後に溜まったBPを使ってまとめて攻撃して大ダメージを与える。

といったことや、

回復タイプをデフォルトさせておいて、回復が必要な時だけ一気にブレイブして全快させる。

といったことができる。

レベル上げにも有用で、

ワンターンキルすると経験値ボーナスがつくので、ブレイブ×3で一気に4ターン使って敵を倒し切るのを狙う。

もちろん、ブレイブしまくってBPが-3とかになって敵を倒し切れないと、一気にピンチになるわけなので注意が必要になる。

 

また、バトルの括りに入るかは微妙だが、「エンカウントありなし」を自由に選べるのは良かった。

エンカウント上げればレベル上げは簡単だし、ストーリー進めたい時はエンカウント無しにもできる。

好きなジョブは導師。精霊によるノーダメージ化や、加護シリーズが強すぎる。

あと強かったのは「パワーオブラブ」「私の彼は勇者様」からの斧装備+両手持ち海賊による「クレッセントムーン」の連発。大体の雑魚はそれで落ちる。

 

(2) BGM

作曲は進撃の巨人の主題歌で有名なlinked horizon。

言われてみれば曲調が似ている気はするけど、素晴らしい名曲たちである。

まずはフィールド曲の「光と影の地平」

これはほぼメインテーマと言える曲で、いろんな曲に転用されているだけでなく、エンディングでは「希望へ向う譚詩曲」として歌詞付きで聞くことができる。

なお、歌詞はほぼ全曲についており、Linked Horizonのコンサート動画などで聞くことができる。youtubeで定期的に見たくなるほど素晴らしい。

中でもイデアのテーマ曲の「雛鳥」が良い。歌い手は実は元太陽とシスコムーンの小湊さん。高音がきれいすぎる。

街のテーマではフロウエルの「艶花の国」が好き。

そして戦闘曲は全曲最高にテンションが上がる。

通常戦闘曲:戦いの鐘

クリスタル戦:戦いの果てに

アスタリスク戦:彼の物の名は

ラスボス戦:邪悪なる戦い、邪悪なる飛翔、地平を喰らう蛇

どれも燃える曲であり、とくにライブバージョンはアレンジが良い。

 

(3)ストーリー

このゲームは一切ネタバレなし状態で遊んだ方が絶対に良いので、

今後プレイする可能性のある人は、ここから先は読まずにぜひゲームを手に取って頂きたい。

 

 【以下、ネタバレ注意】

 

中盤までは典型的なFFのストーリーにすごく似ていて、

仲間とともに4つのクリスタルを次々と闇から解放していく。

しかし、全てのクリスタルを解放しても問題は解決されず、

突如出現した光の柱に入ると、なぜか、クリスタル解放前の世界にワープする。

次第に、ワープ後の世界の謎が明らかになったり、仲間の記憶から真の敵の存在が明らかになり、打倒すべく立ち向かっていく。

というのがストーリーの大きな流れ。 

まず、これまでのファイナルファンタジーのストーリーでは、クリスタルを復活させたらすべて解決というのが多かった。それを逆手に取った仕掛けが素晴らしい。

実はクリスタルの解放の儀式はクリスタルを暴走させる儀式であり、

クリスタルの妖精という存在であるエアリーがそうさせるようにアニエスを導いていたというのが真相。

まず、エアリーがこの先の話の流れのヒントをくれるシステムになっているのが非常にずるい(上手い)。

普通にプレイしていると単純にゲームのナビゲーター的なキャラだと思い込んでしまうが5章(2周目)に入ると、とにかくクリスタルの解放を急がせたり、なんか怪しいなーと思わせる描写が多くなってくる。

自分も5周目の中盤で怪しいなと気づいて6周目で確信に変わった。

でもエアリーの羽の数字にはズームされるまでなかなか気付けなかった。

6章で正体に気付いてエアリーを倒すエンディングをひとまずは迎えるが、

それがトゥルーエンドじゃなくて、エアリーの思惑をあえて実現させて、諸悪の根源のウロボロスを倒しにいくトゥルーエンドが存在するのが面白い。

そして、そのエアリー最終形態戦とウロボロス戦の展開が燃える。

まあ、何も知らないとアケディアからのゼタフレアで本当に燃え尽きてしまうのだが笑

初見では難しいと感じるくらいのちょうど良い難易度。

ウロボロス戦でも、神界=人間界って設定が明らかになったり、

ティズがプレイヤーの魂で生き返っていたという設定がわかる部分も良い。

カメラから覗く自分が神界の存在なんだとわかる展開は正直予想してなかったので驚かされた。

こういうメタ的な演出はびっくり。

誰かと一緒に進めていてフレンドをたくさん作ってた場合は本当に感動していたかもしれない。

何より、終わってみて明らかになる、フライングフェアリーというサブタイトルの本当の意味がうますぎる。

 

FLYING FAIRLY のFとFを取ると  → LYING AIRLY(嘘つきエアリー)

 

また、やりこみ要素ともいえる8章のアスタリスク戦はものすごく楽しかったが、

最後の7連戦はさすがにあきらめてしまった。

それでも、やりこみ要素も十分にあってやりごたえのある良質なゲームであった。

 

続編であるブレイブリーセカンドもプレイ済なので近々レビューしたい。