腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

71. 黒つけ麺@麺屋武蔵 武骨相傳(上野):赤白黒から選べるつけ麺が人気の麵屋武蔵系列店!おすすめは「黒」!

麺屋武蔵シリーズでは個人的に最も好きな店。といっても、行ったことあるいくつかのうちの…という意味だが。

上野駅の不忍口から歩いてすぐのガード下にあり、いつもわりと並んでいる。

 

ここの特徴は特注のオーブンで焼いたというチャーシューやローストポーク

とにかくデカくて厚いので、枚数を1枚でも増やそうもんなら麺が覆い尽くされてしまう。

肉とつけ麺の両方が食べたい!と思った時に行くべき店である。

 

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写真は「黒 相傳つけ麺  」

 

普通のつけ麺は麺の上にチャーシュー1枚のみが乗っているが、

「相傳つけ麺」の場合は、上の写真の通り、チャーシュー追加1枚と味玉が乗り、麺がほぼ見えない状態となる。

ローストポークつけ麺」に進化させると、さらに分厚いローストポークが乗るため、

もはや麺を食べに来たのか、豚を食べに来たのかわからなくなる。

それでいて、この店は麺が1kgまで増量可能というもんだから、大食いの人にはたまらないと思われる。

 

このチャーシューだが、食べ応え抜群であるだけでなく、味も素晴らしい。

ちゃんと下味がついているし、チャーシューの上にかかっているソースがまた良い味であり、肉とよく合う。

もちろんスープに入れて麺と一緒に食べても美味しい。

なお、スープにも角煮っぽいチャーシューが入っているため、かなり全体として肉推しのつけ麺である。

 

次に、スープが2×3の6種類。

まず、「ノーマル」と「濃厚」があり、

それぞれに色が、白、黒、赤、とある。

 

基本は白で豚骨魚介(魚介風味推し)、

黒は、白にマー油(焦がしにんにく油)をプラス、

赤は白にラー油の辛味をプラスした、

というのがざっくりとした説明。

 

個人的オススメは、「ノーマル」の「黒」。

マー油の香ばしさと魚介の甘みが良いバランスで食欲をそそるし、他でなかなかない味としては、まずこの「黒」を食べるのが良いのではないかと思う。

なぜ濃厚でないかというと、濃厚シリーズは若干しょっぱいのと、濃厚すぎてうまくつけ汁を節約しながら食べないとスープが足りなくなってしまうので、初心者にはオススメしない。

また、辛いのが好きな人は「赤」でも良いかもしれないが、裏メニューとして、「赤黒ミックス」というのもでき、それがメチャクチャ美味かった記憶があるので、それをオススメする。

↑発病前に1度食べたきり、さすがにもう食べられなくなってしまった。

 

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「白つけ麺」

 

基本の味を確かめたい人は白でも良いと思う。

白といっても、上の写真のように、白いスープなわけではなく、黒と比較して白めなだけである。

十分味が濃いので、薄味好きな人は最初は白でも良いかもしれない。

 

またここの店は鰹出汁でのスープ割りが美味いので、いくら麺増量が無料だからといって、増しすぎるとあとでスープ割りが味わえなくて後悔することになるので、気をつけるべきである。

 

ということで、肉推しのつけ麺屋、麺屋武蔵武骨相傳でした。